₁₃ 巾着の可愛さについて
《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、巾着(きんちゃくぶくろ)について考えてみます!
___ 小袋、小物、小分け ___
きょうは妻にお題をもらいました。巾着ですって。「なんか可愛いもの言ってー」ってお願いしたら「きんちゃく」との返事。書けるのか、やってみましょう。彼女が巾着を選んだのは不思議なことではありません。これがまぁなかなかの巾着コレクターでして、いろんなキャラクター柄の巾着を数十枚は持っているんですね。どうしてそこまでとりつかれているのか笑、その可愛さの理由を探ってみたいとおもいます。まず真っ先に思いつくのは、その小ささでしょうか。小袋と言いたくなるくらい、ちょっとしたものを入れるのに適しているサイズ感です。前にチラッと言ってたのは、かばんのなかで小物をまとめるのに便利なんだということでした。たしかに、コスメはコスメ、お菓子はお菓子、と小分けするのに便利です。小袋、小物、小分け。うん、小さいところがみりょくなのかも。
___ なにかに使えるだろうという心理 ___
そこに、いろんな柄が入ってくるわけですから、たしかにショップで手が伸びるのも無理ない気がします。ものとしては、かなりシンプルですよね。言ってしまえば、柄のついた袋です。まず袋っていうのが、とんでもなく自由度が高い。なんでも入れちゃえるわけですから。あとは柄さえ気に入れば、なにかに使えるだろうという心理が働いてコレクションにつながるという寸法です。逆に言うと、その柄(無地)というスペースを見つけてキャラクターたちは飛び込んでくるのかもしれません。余談ですけど、キャラクターってどんな商品にも入りこむことができるんですよね。これもまた追って話したいな。とにかく、可愛い生きものたちが簡単に入りこめる場所。そんなスペースを持っている商品のひとつが巾着だということでしょうか。
___ 「こんな態度でっかいのに、」 ___
正直、あまり巾着の可愛さについて考えたことがなかったので、いまいち思いつきません。そこで、妻に巾着の可愛いポイントを聞いてきました笑。まずは「こんな態度でっかいのに、ひも縛ったらシュッてなる」とのこと。なるほど、たしかに広げるとハンカチくらいの大きさがあって、どでーんと態度が大きいようにも見えます。それが、ひもを縛ることでキュッと上部がちぢこまり、姿勢がよくなる。巾着をそのように見たことはありませんでした。さらに聞くと「どんな柄でも色でもサイズでも、巾着だよ。おとなでも可愛いの持ってても恥ずかしない」ってことで、これまたハッとさせられます。どれだけキャラクターがついていたとしても、「巾着である」ということが免罪符になるらしいのです。巾着って、江戸時代くらいからの伝統を感じるアイテムですもんね。歴史の力を借りることで、のびのびと好きを発揮できるっていうなら、たしかにいいなぁ。今度ショップへ出かけたら、もうすこし巾着コーナーを気にしてみます。
今回はパートナーに協力してもらいました。巾着って可愛いんですね〜。あ、巾着を使うときは「キュってしたあとに、ひもでリボンしたら可愛さ倍増するー」とのことなので、ぜひやってみてください笑。それでは!
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