₀₆ 雪の可愛さについて

《 🍰 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ! 今回は(木に積もった)雪について考えてみます。




___ 木に積もった雪 ___


さっぽろに住んでいると、雪のことを思わずにはいられません。毎年、冬のにおいがしたと思ったら雪虫が飛びはじめて服にくっつき、それをほろった次の週には雪が降ります。雪かきって大変っちゃあ大変だけど、音楽ききながらとか軽い運動とおもえば意外とすぐ終わるし、みんなで会話しながらやると楽しかったりします。いやいや、そんなことじゃなくて今回は木に積もった雪の可愛さについて考えるんでした。そう、積もるんですよね雪が。あらゆるところに。道路はもちろん、家やお店のフチというフチに雪がたまります。そこにモノがあれば、もれなく雪が積もって白くなる。それが雪景色をつくるわけですけど、ゆっくり歩いてたら車でブーンと通るときには気づかない発見をしたりします。それが木に積もった雪でした。




___ のらさってる? ___


写真は今年の冬に撮ったやつです。なんか可愛いとおもったんですよね、この枝や葉っぱに積もっている感じが。積もってるというか、のっかってる。のらさってる?笑 雪の重みで枝がしなってるのもポイント高い気がします。雪がぽっこりしてて、角ばってないからかな。全体として可愛さを感じたんですけど、はっきりとした理由はわかりません。雪にまるみがあるのは、積もったあとにちょっと溶けたから? 生まれたときから見てるはずなのに考えたことなかったなぁ。いまは可愛さを考えたいのに、またちがう疑問がわいてきました。




___ 親子の可愛さ ___


あれ、うすうす勘づいてはいたんですけど、これもしかして雪にのられてる木のほうが可愛いのかもですね。なんというか、昼寝中こどもにのしかかられてる親みたいな感じです。んー、てことは親子の可愛さ? 無邪気にのっかってる雪(こども)と、それを許したまま寝入ってる木(親)。親子で昼寝するワンシーンが思い浮かびます。とはいえ、文字通りただの自然現象なんですけどね。雪も木もしゃべらないし、ただそこにそういう状態があるだけです笑。なのに、なんだか親子関係のような、キャラクター性とストーリー性を感じました。要は、じぶんが勝手に可愛く見てただけなんですかね〜。




昨日は雨が降ったし、もうすぐ雪と木の親子を見られる季節も終わりそうです。明日はどんな可愛さを見つけられるかな〜❄️

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