第86話 アンティーク・ノートにて
「いやあ、どうなる事かと思っちゃった」
「お疲れ様でございました。そしてこの青い宝石が水を浄化する宝石だとは思いもしませんでした。私も長く生きておりますがそのような宝石は見たこともございません」
「そうだよねえ。神様は各地のゴーレムを倒すといいことがあるよって言ってたけど、いろいろな恩恵があるのかもしれないね」
「左様でございますな。では今後、各地のゴーレムを倒しに行かれますか?」
「そうしたいのもあるけど、まずはナーバル地方の安定からかな。みんなに色々任せちゃってるし。あ、それとさルーク」
「かしこまりました。なんでございましょう?」
「聖王国の大規模魔法と反乱の内容もきになるけどね」
「そうですな。さしあたり、ナーバル地方の安定を図りつつ外部の情報を収集していかれるほうがよろしいでしょう」
「うん、そうだね。じゃあ、また来るよ!」
「はい、タイチ様。図書券スキルはタイチ様固有のスキルでございます。今後もどうか有効活用なさってくださいませ。それでは失礼いたします」
「うん、じゃあね! ルーク、ありがとう!」
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