第126話 シバレル潰してダンジョンだ!
元王宮だった大広間、収容はされているが異常な人数だ。
よく見れば後ろの方にロゴス将軍と精鋭警備隊2000の兵が控えてる。
(影に命令したのは、クランメンバー招集だったはず…気を効かせて主要関係者を招集したようだ)
直ぐに行動するより、何か言った方が良いだろう。
「皆!忙しい中よく集まってくれた!
封鎖国境でシバレル連邦兵に不穏な動きが見られると報告を受けた!
シバレル連邦の思惑に関係無く、無法者の上層部を殲滅するため、こちらから進軍する!!
我々の誰でも2~3人で、シバレル連邦軍を殲滅出来る!この戦力は過剰戦力では有るが、誰一人死傷する事なく完全制圧する事を願う!!」
超人3000人以上の呼応の叫びは、広い会場が揺れるほどだった。
作戦はショカツ軍師に丸投げする!
「ショカツ宰相明日早朝全軍でシバレル連邦に進軍せよ!私達とダンジョン妖精は、これから様子見にシバレル入りする!後はロゴス将軍とオボロ将軍を上手く使え!」
「はっ!ご武運を!!」
ショカツは僕達が何をするか、何が出来るか熟知してる。
余計な口出し無く、送り出してくれて助かる。
クランメンバー11人と妖精達に声を掛け、国境に向かった。
カスミは当然着いて来るが「あれ?サロメ親娘何で?」
「「「私達クランメンバーです!!」」」
そうだった、正式にクラン入りさせたが、退団はさせて無いな。
「ギルドは支障無い?」
「「「サブギルマスが上手くやる!」」」
リュウサは違うと思ったけど、この3人完璧に親娘だ。
国境警備隊は500人に増員されてる。
閉鎖防壁の向こうでは、シバレル兵が軍事訓練をやってる。
進軍目的で無く、あきらかに挑発行為だ。
挑発に応じれば、こちらの落ち度を強調非難するつもりらしいが、シタエズやナカエが健在なら通用したかも知れない
僕達は18人国境越えて向かっても驚異とは見なされん。
「皆!行くぞ!」
進軍開始だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます