第122話 近衛と監視兵

「この辺りがコークス製造所で有ります」


「ゾロ隊長と10人の衛兵は、レッス達に引き継ぎ後僕の近衛兵になって貰う、他に希望が有ればそちらを優先してよい」

「イ、イリス大王様の近衛兵に?是非お願いします!」


「レッスは町内監視隊長で外せんが監視兵40人は多い、転属希望を提出せよ!出来るだけ希望をかなえる!

 奴隷の監視を厳しく行え!不服従には『罰!』と唱えると首輪が絞まって罰を与える『解除』と唱えれば首輪は緩む」

「「「「「「「「「はい!厳しく取り締まります!」」」」」」」」」

「掘っ立て長屋、汚いが収用人数200人は入る、奴隷は全員掘っ立て長屋に住まわせろ!

 新築宿舎は、厨房の真面目5人と監視兵の宿舎にせよ!」



「さてコークス製造所の確認するぞ」


 コークス製造所の作業者は

 多過ぎる以外は、真面目に作業していて、意気込んだ気分は空回りしてしまった。


「ツミヒ操りやって」

『120人全員イリス神のしもべにしました』

「お前達は全員奴隷解放する!50人はそのままコークス製造せよ!70人は炭坑町の発展の為働け!!」


 操りが利いた者は、自分で最良の選択をし町を発展させてくれる。

「レッス、この120人は宿舎に住まいする事を許可する」

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