第92話 最上級ダンジョンの秘密

 解放神ミサキが僕のご先祖様だった事には驚いたが、美咲お婆ちゃんは竜神のデータダンジョンとして転生して僕と契約した。

 ご先祖様を使役するのは、複雑な気持ちだが『先祖の霊「守護霊、指導霊、背後霊」の指導霊と思えば良い!』

 と美咲姫みさきが意味不な事を言ってた。



 質問されてばかりで僕の質問に答えて貰って無い、納得が行くまで僕は二人に質問を続けた。


 最上級ダンジョンは、4人のダンジョンマスターに守られた特殊ダンジョンで、契約者がダンジョンマスターを解放し機能させるまでは、高難易度の無意味なダンジョンだそうだ。


 竜神の通貨のアルフに、魔道具のベルタと竜神酒のガム、最後は竜神の叡智データ、いずれも契約者が解放して機能するようになる。


 度々言ってる、カンゲイ神が非情と言った意味は、竜神を滅ぼしたのがカンゲイ神だそうだ。

(あのジジイ神にそんな事出来たのか?逆に滅ぼされそうな、情けないジジイに思えるが……)




『全世界の意識有る住民全てに「神は200年眠る、後を友イリス神に託す」の神託で世は激動する!!主様を亡き者にし世界を牛耳ろうとする輩も涌いて出る事で有ろう!!』

『主様!早急に信用置ける仲間に「神術」を授け、対応準備を勧めます』


「美咲姫?世界を手に入れようと陰謀する者の心当りが在るのか?」

『黒竜神一派の生き残りが居れば、必ず動きます』

『主様の助けになるのは、黄金竜神です。気紛れな白銀竜神は条件しだいで味方になるかも』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る