七章 大陸に激震
第82話 ウエルズ王の悩み
「余はイリス王への伝令役では無いぞ!!カンゲイ聖教の奴ら厚かましい!」
毎日聖徒と名乗る男が、謁見を申し込んで来よる。
謁見は10日前行った!使徒イリスに会わせる様要求し居った。
余にしても、イリス王に50日近く
シタエズ王国制圧は、
カンゲイ聖教市国は、余の王都より小さい。
聖王が支配する極小国、二人の聖教徒が居て5人の聖徒に、以下12歳以上の国民全員が教徒として宣教活動する、挨拶が『あなたは神を信じますか?』と言う、かなり胡散臭い国だ。
カンゲイ聖教総本山の場所も悪い、ウエルズ王国の東ナカエ帝国との間の、小さな独立国がカンゲイ聖教市国だ。
ナカエ帝国は国内での宣教活動禁止している、違法宣教活動行為を見付けると即拘束し保釈金をカンゲイ聖教に支払請求する徹底振りに、主な活動場所としてウエルズ王国が選ばれている。
「余は宗教は弱った心の拠り所で有ると思っては居るが……イリス踏破失敗でも良い!早く顔を覗かせてくれ!余は爆発寸前じゃ!!後10日この状態が続けば、カンゲイ聖教市国に宣戦布告しそうじゃ!!!」
◈◈◈
垂れ目になったサロメ、ニマニマ美形が残念な顔になってる。
「イリス様!謝罪と賠償貰う意味で、旧エズキ公爵市の冒険者ギルド、ギルドマスターに就任します!」
「エズキ公爵市の冒険者ギルド?そこってサロメがギルドマスターになって、何か良い事有るの?」
「エズキが力で支配してたギルドで内部が腐ってる、粛正と改善が必要!!隠しダンジョンの存在も美味しい!」
「隠しダンジョン!成金ダンジョンか?」
「獣系魔物ダンジョンで食肉アイテムらしい」
「え~と…バシリ!サブギルドマスターになってサロメを補助せよ!兵100名引き連れ、冒険者として鍛えよ!!」
「使徒王様?エズキ公爵市に行って良いのですか?」
「エズキ市長に就任させるかは、サロメの助けがどれ程出来たかで判断する!」
「ははぁ!サロメ様!宜しくお願いします!!」
サロメとバシリは兵100名を引き連れ、エズキ公爵市に向かい走って行った。
「シタバ!リュウサギルドマスターの補助サブギルドマスターとして頑張れ!兵100名を冒険者に鍛え、カツ町を繁栄させろ!結果を見て今後の判断をする」
「はい!!使徒王様命の限り勤めます!リュウサギルドマスター様!宜しくお願いします!!」
「ピサロ!『1の町』経由でウエルズ王都に行くぞ!」
「イリス様『侯爵門町』に改名されて居ります」
「そ、う…なの?」(いつの間に改名したの?)
遅れを取り戻す様に皆、超特急速度で走った。
旧国境の渓谷を駆け抜け『侯爵門町』に到着した。
相変わらず、僕よりナオの方が住民に敬われてる。
「ナオ、イリス王として伯爵に昇爵するから、侯爵領を統治してくれないか?」
「嫌です!イリスクランのまま冒険者したいです!!」
言うと思った。
「では王都に向かうぞ」
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