第70話 やった!味噌と醤油だ
タワーダンジョン9階。
ボロいリッチが出てきた。
カツ達充分強くなってる、問題なく倒してる。
「あっ小壺に入ってる黒い液体!醤油だ!」
ついに、やっと醤油が手に入った!砂糖醤油を使えば癖の強い食材でも、美味しく料理出来る。
醤油は生臭さも消す優れた調味料って母さんの受け売り。
後は味噌が有れば完璧!
と思ってると10階の少しリッチなリッチを倒すと
中には味噌が入ってた。
「これは親切仕様だな、味噌がボテっと落ちたら拾う気がせん」
『主様、それはリッチのう○こ?』
「違うぞ!ミソもクソもごっちゃにするな」
⦅ミソもクソも?やっぱうん○か⦆
(味噌や醤油をツミヒは知らない様子、ツミヒは竜神を模して生まれた、と言う事は竜神も味噌を知らかっただろう、そんな謎物質が何故ダンジョンアイテムで出る?日本人の介入しか考えられないが、僕がカンゲイ世界初の迷い人と、じじい神が言ってた…竜神の時代に転生か転移者が居たが、じじい神気付いて居なかったとか?)
「イリスさん!二つもあるダンジョン管理と、これから増えそうな冒険者のギルド、私に任せて貰えませんか?」
リュウサが珍しく積極的に言って来た。
「リュウサが、カツ町冒険者ギルド、ギルドマスターやってくれるって事?」
「はい!是非やらせて下さい!!」
「そう言う任命は、ギルド本部の偉いさんがするのでは?」
「ギルド本部の意向より、国王様の意向を大切にしたいと思います」
冒険者ギルドは、国や貴族とは一線を引いた独自の組織と思ってたが、そうでもないのかリュウサの考えが異端なのか、冒険者に憧れて居たが僕の知らない事が多い。
「カツ町を冒険者の一大拠点化か…良いかも知れない!!リュウサ!ギルドマスター頑張って!ピサロ協力して!」
「「はい!有り難う御座います!」」
考えないといけない事、やらねば成らない事が多過ぎて、全て中途半端状態で次に突き進む、そんなイリスだったが周りの者が其なりに引き継いでやってくれて居たので、結果的には全て上手く行ってた。
イリスは殆ど忘れて居た事、母さんの味噌汁の味!
その味の再現が最大達成目標になった。
「皆!探索はこれで終了!大急ぎカツ町に帰り味噌汁を作る!」
「イリス?カレーの方が良い!!」
「「「「「カレーが食べたい!!」」」」」
「兄ちゃん!カレーが最高に旨かった!!」
ガッツリ食べたい
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