第54話 盗賊として殲滅する
「余はシタエズ王である!進軍を邪魔する者は5000の兵で押し通る!!」
「それは聞かなかった事にしてやる!シタエズ王が5000の兵で侵略すれば、我がウエルズ王国と全面戦争になるぞ!全員盗賊として討伐して置く」
先頭きって、僕はシタエズ王国軍に襲い掛かった。
僕達の動きはシタエズ軍の誰も目で追えて居ない、リュウサも動きに僕達と
ピサロにリュウサ姉妹も金棒購入したようで、元気よく金棒を振り回している。
一人が何百人も相手する場合、剣より打撃武器の金棒の方が有効な武器と言う事は、ボウジャク侯爵謀反軍1万を討伐した時に証明されている。
進軍の疲れのためと僕達の動きのせいで、全く対応出来ないシタエズ王国軍、金棒一振りで2~3人左右振り一回1秒で4~5人を効率よく殺して行く。
ボウジャク侯爵謀反軍より更に精彩を欠いた弱い兵達、領土侵犯していた3000人程を1分で殲滅した。
「化け物だ!!」
「無茶苦茶な者がウエルズに居た!!」
渓谷通路に居た兵達が逃げ出した。
逃げる者は放置して、僕達は戦果を漁っている。
「シタエズ王ってセコイ!」
レイラが漁っているのはシタエズ王らしい。
シタエズ王国って貧乏国のようで、どの兵の
次に通行の邪魔になる荷車、馬は解放してやり荷車20台は収納した。
魔物の危険がなくなったイリス侯爵の森は、解放した60頭の馬が繁殖し野生馬の宝庫になって行く。
ツミヒがくれた宝箱4個も無限収納で、中の物が劣化しない作りになっている優れもの、一つは僕に持ってもらいたいとツミヒが言うので、僕とレイラにデイダとナオが持つことになった。
迷いの森ダンジョンで手に入れたアイテムボックスは、ロイとミットに渡し、収納袋3個はリタにリツとケイに持たせる事にした。
「これからどうするか相談だけど、このまま町に帰るか愁いを絶つ為にシタエズ王国に向かい話を付けるか」
「国王が軍を率いて侵略してきた、イリスクランにはシタエズ王国討伐出来る力がある!報復占領に向かうべきと思う」
王の依頼も受けて居たのか、ウエルズ王がナオを知ってた様に、元上級1等のナオもウエルズ王国寄の考えをしているようだ。
「シタエズ軍が今後度々攻めて来るだろうと思う、愁いの元を絶ちに行く!皆、それで良いか?」
「「「「「「「「「「「「着いて行く!!」」」」」」」」」」」」
僕らは渓谷を進んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます