あらすじ講評
ある程度イベントは出揃った気もするので、ひとまず流れは出来たかなという感じです。
私は書き出す前に文字数が全く予想できないので、一万文字~二万文字以内に収まるかは不安です。
しかし、ここでふと思いついたことが。
簡単なあらすじを書いてAIに聞くとどうなるんだろう。
ということで以下のあらすじを書いて聞くことに。
ちなみに、AIに聞く際には役目を設定するといいらしいので以下のような感じで聞きました。
あなたは編集者で私は作家志望の者です。これから提示するあらすじに対して、良い点と悪い点を上げてアトバイスをしてください。
女は影に潜む人外の者と新月の夜を歩く。
森の奥で狼の遠吠えを聞き、駆けつけると少年が襲われていた。女は影を使って狼を撃退し少年を助ける。少年と言葉を交わした後、その場を離れると、女は岩場へ向かう。
女は影に入り、影は岩の隙間を縫って地下神殿へと向かう。
そこには仲間の姿があり、しばらく過ごす。
女は再び地上に出ると不思議なカラスが迎えた。カラスは人の言葉を話し、すぐに向かうので待つように言われる。駆けつけた青年は以前助けた少年だった。
青年は錬金医師をしていて村の病人を救って欲しいと願い出た。女が渋っていると村から火の手が上がる。青年は村に戻り、女はその場にとどまった。
しばらくして女が村に向かうと、青年は倒れていた。女は自分の命を犠牲にして青年を助けるよう影に言うと、影は承知して女は意識を失う。
女が目を覚ますと青年も無事だった。影は自分の半身を青年に分け、意識はなくなっていた。
正直「影」の存在とかわかるのか? と思いましたがまさかの返答が。
以下引用です。
このあらすじについて、以下のようなアドバイスを提供できます。
良い点:
女主人公が活躍する冒険物語であることは、読者に興味を引く可能性があります。
魔法的な要素があり、影を使ったり、不思議なカラスが登場するなど、幻想的な雰囲気を作り出している点が良いです。
女主人公が自分の命を犠牲にして、青年を救おうとする勇気や決断力は感動的であり、物語にドラマを与える要素になります。
悪い点:
あらすじが短く、細部には触れられていないため、キャラクターや世界観に深みが欠ける可能性があります。
女主人公の動機や過去、周りの人々の関係性などが説明されていないため、読者が物語に没入しにくくなる可能性があります。
女主人公が影を使って行動する場面が多く、物語のテンポが単調になる可能性があります。
アドバイス:
キャラクターの背景や人間関係についての説明を追加することで、読者が物語に深く入り込めるようにしましょう。
物語に変化や驚きを与えるために、女主人公が影を使う以外の手段で行動する場面を追加することも検討してみてください。
物語のテンポを変化させるために、冒険やアクション以外の要素を加えることも考えてみましょう。たとえば、女主人公と青年の間にロマンスの要素を加える、などが考えられます。
すごすぎる……。
ちょっとびっくりです。
影の存在を理解してるし、カラスについても言及してる……。
ちなみに、女が主人公ということもちゃんと理解してます。
そして、やっぱり一番なのが、悪い点とアドバイス。
かなりテキトーに書いたあらすじが短いと言われちゃいました。
まあ、かなり端折ってありますしね。
さらに、「影」に頼りすぎじゃね? という完璧な指摘。
そしてアドバイスとしての影以外の行動を追加しろとのお達し!
正直全く考えてなかったし、結構いい案です。
では、影以外の方法で何かするわけですけど、初めの出会いのシーンは影のみで倒すという方が良さそうなので、再会後に何かある方が良さそうです。
ここでも狼の襲来ということだと、さすがにワンパターンなので違う形でやった方が良さそうです。
というか、そもそも怪しいカラスが来るわけで、ここで何かするとしますか。
なんだったら、影は空中の敵を攻撃できないとすると、女が何かする以外にありません。
ここでカラスを追い払ったり、逆に手懐ける方法をAIに質問。
追い払う方法としては、大きい音を出すとか鳥獣避けのグッズを使うといった物が提示されました。
手懐ける場合は、餌を与えるとあったのですが、カラスの言葉を覚えるというのも出てきました。
カラスは頭がいいから訓練すれば覚えるとこのこと。
話としては面白いけど、使えそうにないです。
というか、女も影もカラスを驚異と感じるなら撃退法のみを試した方が良さそうですね。
ちなみに、ここは一応事実確認しておいた方が良さそうなので検索かけてみました。
どうやらカラスは強い光や大きな音が苦手なのは本当の様子。
CDの裏の反射で撃退するのは、そういう理由らしいです。
というか光が苦手というのは影の設定と同じなので、なんだか親近感。
なので、ひとまず音で撃退ということにしましょうか。
しかし、大音量で音楽をかけるわけにもいきません。
ってことで森にある物を使って大音量を出す方法をAIに聞いてみます。
竹や木の枝で叩いて音を出す、落ち葉を集めて叩く、竹笛や木琴を作るということだそうです。
まあ、木の枝で叩くってのはなんとなく想像してましたが、竹というのは予想外。
なので、中世ヨーロッパのファンタジーで竹が出てくるのはおかしい? と聞いてみました。
竹は主に東洋のものということで望ましくないと言われちゃいました。
結構ハイファンタジー志向なんだ……。
仕方ないので、少し聞き方を変えてみることに。
中世ヨーロッパのファンタジーの設定で、森で大きな音を出す必要に迫られました。どうすればいい?
太鼓や笛などの楽器を使う、爆竹や砲丸などの爆発物を使う、大きな木を倒すといった物が出てきました。
ちなみに、最後の一文には、森を保護するためには、できるだけ環境に影響を与えないように注意する必要があります、という文言が……。
なんか環境保護志向もありそうです。
木の枝から笛を作って鳴らすというのは時間がかかりますし、そもそもそういう楽器などを持っているのも微妙。
大木を倒すというのは影を使えばできそうですが、できることなら女の力だけでなんとかしたいところです。
しかし、ここでAI様のアドバイスを読み返すとキャラクターや世界観に深みが欠けるとありました。
女のキャラクターを少し増やす方法で考えてみましょうか。
例えば、地下世界の中で、楽器を作って仲間を楽しませていたとか?
なんだったら、楽器を作るための良い木を探そうと外に出ていたということでも良さそうです。
こうすると、楽器を持っていることに不自然さはないし、女の人物像も少し見えてきます。
ということで、木の幹や枝を使って笛を作ることは可能か聞いてみました。
私的には「はい」という答えだけでも良かったのですが、ご親切に作り方まで教えてくれました。
せっかくなので、そっくりそのまま使うことにしましょう。
地下世界に戻って何をしてるのか不明だったので笛を作っていたということにします。
こうした設定を先程のあらすじに書き加えて再度聞いてみることに。
ちなみに今回は悪い点のみで質問。
すると……。
今度はカラスが人語を喋るのは不必要と言われてしまいました。
せっかく考えた音楽設定もいらないという判定。
ちょっとだけムッとしましたが、冷静に考えると言葉足らずなところがありました。
私的にはカラスは通信機みたいなもので、人の言葉を話すと言ってますが、声は青年のものだと思って書いてました。
しかし、これだとカラスが意思を持って話してる感じもします。
それと音楽に関しても考え直すと、たしかに無駄な感じがします。
なにしろ笛を吹いてもカラスはいなくならないので、あまり意味がないのです。
ということで、もう少し別の方法で女の行動を書いたほうが良さそうです。
ちなみに、焼き討ちの後に青年が倒れていて、いきなり影に頼むというのは、頼りすぎという気もするので、自分でなんとかしようと試みた方が良さそうかもしれません。
さすがに薬の知識があるということはなさそうですけど。
というか、目の前に錬金医師がいるので、本人に聞くということでもいいですか。
もちろん、実際には助からないことは青年自身が知っていそうな気もしますけど。
しかし、そういったことには耳を貸さず、治療を試みるもののどうにも出来ず、最後の手段として影に頼むということに。
こうした方が、少しだけ女の気持ちも見えてきそうです。
それと、ずっと微妙に思っていたのが、青年は焼き討ちにあった村に戻る間、女がそこでぼーっとしているという状況です。
ここを少し変えて、青年が戻ろうとするのを引き止めるけど、青年は振り切って行ってしまうとして、女は眩しすぎる火の光に進めないということも書き加えました。
ちなみに、これが短編であることに言及していなかったので、それも加えて再度質問。
残念ながら今回は文字数オーバーで回答が途中で切れちゃいました。
続きを表示して欲しいとお願いしましたが、どうにも同じ内容を繰り返しているようなので断念。
にしても結構辛辣ですねえ。
具体的にはキャラクターの動機と目的をはっきりさせる、物語の設定をもう少し明確にする、キャラクターの人間性を強化する、プロットの進行を改善する、文章構成を見直す、といった項目について色んな指摘が入ってました。
しかし、ハッとする部分も多いです。
女が地下神殿に向かった理由ですが、良く見ると家とは一言も書いてませんでした。
そして夜の世界でしか生きられないということも書かれていないのでそれを追加。
あと青年が倒れている理由ですが、そもそもこれ書いてなかったのですね。
というか、女の視点では焼き討ちをした村人が青年を襲ったことがわからないということがあります。
ちなみに、女が村に向かう途中に村人たちと遭遇というイベントも頭の中にあったのですが、ここは普通に青年が説明するということでいいですか。
そして修正を加えて更に聞くと。
今回もぼろくそに言われました……。
もはやAIに言われているということを忘れ始めてます。
なぜか、凹んでる……。
もしかすると良い点も上げてというのは重要なのかもしれません。
褒めつつ、けなしてもらわないと病みそうです。
ですが、頑張って反論してみたいと思います。
ストーリーの展開が急すぎるという指摘については無視しようかなと思います。
長編じゃないし、説明するよりいきなり展開するほうが好きなので。
読み始めて物語が展開するまで時間がかかるというのは、私の中では結構やりたくない部類に入ります。
キャラクターの掘り下げが足りないという指摘については、少しAIを疑ってます。
青年が錬金術を学んでいた理由は、女に一目惚れして再会したいと望んだからで理由は書かれてます。
説明が不十分という指摘についても、隣村の者たちが火をつけた理由は病気が自分たちの村に広がらないようにということなので、設定はされてます。
なんだか、さっさと書きたい気持ちになってきたので指摘は無視することにします。
というか、自分の中で煮詰まってきた感じなので、指摘されても新しい案が出てこない状態という感じでしょうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます