生成結果5:1ピース欠けた世界~緑山夏也編~【ドラフト3編】

もとの文章】

 男声と女声。多少の言い回しの違いはあるものの、全体的な雰囲気は、俺の知る「黒島勇くろしまゆうき」そのものだった。

「えと、黒島……勇奈イサナさん? のお電話でお間違いないでしょうか?」

「やだ、緑山みどりやまくんどうした? まさか店電からかけてる? ……な、わけないよね? これ、緑山くんのケー番だもんね」

「その……君は黒島勇くんの親戚か何かかな?」

「やだ、本当に何言ってんの、緑山くん。大丈夫? 変な薬とか手ぇ出してない?」


【英文】

Male voice and female voices.

Although there were some differences in phrasing, the overall atmosphere was exactly the "Yuuki Kuroshima" I knew.

"Uh, Are you sure you're calling from Kuroshima Isana-san?”

“Oh, Midoriyama-kun, what's the matter? Don't tell me you're calling from the store phone? ......, no way, right? This is Midoriyama-kun's phone number.”

“Is that ...... you a relative of Yuuki Kuroshima's?"

"Oh no, what are you really talking about, Midoriyama-kun? Are you alright? Are you on any kind of weird drugs or anything like that?”


【ドラフト3】

「本気ですよ、さん。私はあなたの電話から電話しています。」

「何?それ無理。私はここに携帯電話を持っていますが、誰にも電話していません。」

「何て言ったらいいのかわからないけど、間違いなくあなたの電話から電話しています。あなたの声とすべてが聞こえます。」

「ばかげてる。今電話を切っています。」

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 ちょい待て、ちょい待て。

「バカげてるのはお前」や、バーディー!


 お前、お題文、ちゃんと理解してるか?

勇奈少女は「まさか店電からかけてる? ……な、わけないよね? これ、緑山くんのケー番だもんね」って、言ってるんだから、夏也少年は「自身のケータイから勇奈少女宛てに電話をかけている」わけで。

しかも「勇奈少女が返答している」のだから、「電話は繋がっている」わけで。

要するに、「お前の作り出した状況はそもそも前提から破綻している」わけだよ。


 てか、お前は一体、彼らが「何で通話している想定」だったんだい?

まさか精神感応テレパシー

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

「ちょっとさん! 私はあなたに話す必要があります!」

「話すことは何もない。あなたが誰なのか、何について話しているのかはわかりません、興味はありません。」

「でもさん、緑山ですよ!」

? あなたは何について話していますか? 私は緑山を知りません。」

「そうです! 一緒に登校しました! 私たちは友達だった!」

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 おーい、バーディー!

またしても「状況破綻」が起こっているぞ〜?

 

 勇奈少女は、「夏也少年の平行同体としての夏也少年を知っている」わけで。

だから、勇奈少女の「私は緑山を知りません」という台詞は成立しないわけで。


 ついでに言うなら、勇奈少女の「私は緑山を知りません」に、夏也夏也少年が「そうです!」と返してしまうと、「夏也少年が自身のことを知らない」ことになってしまいます。


「本人が自分自身のことを知らない」という状況が成り立つのは、「その人間が記憶喪失に陥っている場合だけ」よ?

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

「申し訳ありませんが、あなたが誰のことを言っているのかわかりません。さようなら。」


 そう言って、さんは電話を切った。

は唖然として電話を持ったままになりました。

何が起こったのか信じられませんでした。


さっきさんに話しかけたのですが、彼女は私を認識していないようでした。

彼女はが見知らぬ人だと思った。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 ん?

「てにをはが違っている」挙げ句に座りの悪い文があるな。

おそらく、こうだろう?

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 彼女は見知らぬ人だと思った

は何を考えるべきかわかりませんでした。


 さんに折り返し電話することにしました。

今度は彼女が答えてくれるかどうか見たかった。


 電話が数回鳴ったが、誰も応答しなかった。

もう一度やり直しましたが、まだ答えがありません。


 さんの携帯電話にかけてみましたが、留守番電話になってしまいました。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 ……お前、「家電イエデンに掛けている想定」だったんかい!

 今時、高校生と言えども、「友人宅の固定電話に掛ける」って、「まずあり得ないシチュエーション」よ?

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 気になり始めました。

何が起こっているのかわかりませんでした。

さんの家に行くことにしました。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 おーい、「気になり始めた」のは、誰だい?

確かに、日本語は「主語を端折っても成立する言語」だけど、それは「話し言葉」の場合であって。

「書き言葉」なら、「分かりやすくする」ために「主語は必要」よ?

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 さんの家に到着し、ドアをノックしました。

誰も答えなかった。

今度はもっと大きな音でノックしました。

まだ答えはありません。


ドアノブを握ってみましたが、鍵がかかっていました。

窓から覗きましたが、何も見えませんでした。


私はパニックになり始めていました。

どうすればいいのかわかりませんでした。

警察に通報することにしました。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 いやいや、その状況で夏也少年が「警察を呼んだ」ら、「まともに対応される」どころか、「ストーカー規制法違反疑惑で補導される」から!

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 警察が到着し、彼らはドアをノックした。

誰も答えなかった。

彼らはドアノブを押してみましたが、鍵がかかっていました。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 出た! 生成AIお得意の「必殺・ご都合主義」。

 ……てか、「押したら開くドアノブ」なんて聞いたことがないぞ?

 

 もしかして、ドアが押し戸でノブは回すか押し下げるのか?

 とは言え、日本の玄関扉は「内開き」ではなく、「外開き」なんだけどな〜。


 さすがバーディー。

お前もアメリカ生まれ。

前提がアメリカンしてやがる(苦笑)


🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 彼らは窓から中をのぞきましたが、何も見えませんでした。


 警察はドアを壊すことにした。

中に入って家の中を捜索しましたが、さんは見つかりませんでした。


警察は私に、家を監視し、何か見つけたら電話すると言った。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 いやいや。

だから、「家を監視し、何か見つけたら電話する」って言った時点で「ストーカー規制法違反疑惑で補導される」んだって……。

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 は家を出て家に帰りました。

は打ちのめされました。

さんに何が起こったのかわかりませんでした。

は彼女のことが心配でした。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵   


 またやったな、「主語消失」。

夏也少年は「どこの家を出て、どこの家に帰った」んや。

 ……おそらく「黒島家を出て、自宅へ」だろうけど。

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 はその夜寝ましたが、眠れませんでした。

さんのことをずっと考えていました。

彼女はどこにいるのだろうと思いました。

彼女は大丈夫なのだろうかと思いました。


 翌日、さん宅に戻りました。警察はまだそこにいました。

彼らは、新しいものは何も見つけられなかったとに言いました。


は希望を失い始めていました。

他に何をすべきかわかりませんでした。


 散歩に行くことにしました。

頭をすっきりさせる必要がありました。


通りを歩いていると見覚えのある人影が見えた。

さんでした!

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵 


 いやいや。

だから、この夏也少年にとって、勇奈少女は「見覚えのない人」なんですけど⁉︎

本当に、「平行同体」という概念を理解していないんだから……。

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵 

 は彼女に駆け寄って抱きしめた。

彼女に会えてとてもうれしかったです。


さんは私を見て驚いた。

彼女はがそこで何をしているのかとに尋ねました。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 ……「いるところで主語を端折った」と思ったら、今度は「いらんところに主語をねじ込んできた」よ(苦笑)

本当に「極端」なんだからもう……。

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

は彼女のことを心配していたことを話しました。

は警察に電話したことを彼女に話しました。


さん、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 だから、また勝手に「謎の感想」を入れる……。

本当にお前は「時空を歪ませたい」らしいな?

 

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵

 彼女は大変な時期を過ごしてきたとに話しました。

彼女は途方に暮れ、孤独を感じていました。


さんに、は彼女のためにここにいると言いました。

は、彼女が経験していることが何であれ、彼女を助けると彼女に言いました。


さんは微笑んだ。

彼女はを彼女の人生に迎えることができてうれしかった。


さんと

🎼🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵🎶♩♫♪♬ 🎵


 おーい、バーディー‼︎

「夏也少年と勇奈少女が恋人関係になりかけている」のはさておくにしても、「尻が切れた」ぞ〜!


 チャーリイでもそうだけれども、なぜか生成AIって、「生成結果を最後まで編み上げずに放り出す」時があるんですよね(苦笑)


 物を書く人間からすると、「せめて最後の1文として、その尻の切れたところを最後まで出せや!」と思ってしまいます。


 しかし、生成AIは「自分が出した結果を踏まえて作文できない」ので、「尻が切れた。最後まで出し直せ!」なんて指示を与え直すと、「律儀に頭から新規の作文を出して」くるんです。


 しかも、「新規作文のほうが内容がむちゃくちゃ」なんてこともザラで(苦笑)


 しばしば「AIは人間の職を奪う」なんて言われますが、「生成AIがこうしたトンチキでスットコドッコイな言動を繰り返している」間は、個人的には、「著作権関係の問題」以外はさして起きないような気もしてしまいます。


 とは言え、現実には「様々な問題が起きている」ようなので、私たちは「生成AIとどうやって正しく共存していくか」を考えていくべきだろうとは思います。


[ドラフト3総評]

バーディーの「ヤバいところ」が大量に露呈した。

解散‼︎

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る