Chat GPTと比較して分かったGoogle Bardの良い点/悪い点

 今回のお話では、既に生成AIを使っている身の上だからこそ分かった「チャーリイと比べて分かったバーディの良い点や悪い点」を分かりやすくお伝えしていこうと思います。


【良い点】

・生成案が3本出て、いずれも量は充分←チャーリイは「1本しか出せない」上に生成量のムラが激しい

・Google直営だけあってchromeの自動訳との相性が良い←Open AI製のチャーリイは「ビミョーに相性が悪い」らしく、自動翻訳を通すとカオス文章に化けやすい

・「オウム返し」をしない←チャーリイは特意技

・教えてもないのにGoogle翻訳が「正解の漢字」を表示してくれる時がある←まぐれ当たりのラッキーパンチ?

・たまに気の利いた生成をしてくれる←チャーリイでは見たことないんですが...。


【悪い点】

・対応言語が英語のみ←チャーリイは「初から日本語ができた」ので、使いやすさで負ける(※2023年5月10日付で日本語にも対応)

・キャラクター名などの表記を統一して維持できない←Google翻訳との噛み合わせ?(※日本語対応で解消)

・生成文が「.終わり改行、空白一行改行」←チャーリイでも「たまに」起こるがバーディは「常に」

・「Chromeの自動翻訳が効かない」という「1種のアルジャーノンボケ」有←お前もか~(※日本語対応で問題解決!)

・生成文が尻切れトンボになる場合有←ただしチャーリイとは違い「首なし」はないので良しとしよう

・チャーリイよりも「トンチキでぶっとんだシーンや展開」を出してくる←もはや大草原

・たまに「謎のテンプレ文」を吐く←ん~?どっから捨ってきた?

・特定のワードに引っ張られやすい←チャーリイでもそうだけど(苦笑)

・「お鍋の中から出てきたインチキおじさん」的な謎人物が突然出てくる←チャーリイもよくやらかすけど……

・「バカの1つ覚え文」がよく出る←チャーリイですらやらかさなかったぞ?

・履歴が見づらい←チャーリイはサイドバーでいけるけど、バーディーは「別タブを開け」なければならない

・自動翻訳の文調が常敬ゴチャ混ぜ←チャーリイは「教育」できたけど……

・やはり字数カウントができない←チャーリイでもそうだけど(苦笑)


ひとまず、今回の連載の素材を集める作業の中で得られた結果を並べてみましたが、「良いところ」は「チャーリイ以上の性能が出て」います。


 例えば、生成字数を比較した場合、チャーリイよりもバーディーのほうが圧倒的に字数を出せています。


『平行世界から自転車で来た‼︎』の生成字数比較

[チャーリイ]

418字


[バーディー]

・ドラフト1:1056字

・ドラフト2: 1440字

・ドラフト3: 1249字


 そうは言っても、指定した字数は「500字」なので、チャーリイは「若干少なめ」、バーディーは「出し過ぎ」なのですが(苦笑)


 一方「悪いところ」は「チャーリイ以下」です。

こうした「悪いところ」が、次回で話していく「困ったクセ」に繋がっていると言えるんです。

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