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中嶋から屋上の幽霊の話を聞いたとき、その幽霊が姉なら、成仏させてあげたいと和泉は思っていました。
数年ぶりの姉との再会に、ずっと一緒にいたいという思いと、早く成仏させてあげなければという思いの間で、和泉は葛藤していました。

阿澄を手に掛けてからは、警察に捕まる前に、姉を成仏させなければと思い、姉が亡くなった事件の真相究明にあたります。阿澄を殺した犯人でありながら、探偵サイドの動きをするという複雑なポジションでした(^_^;)

ちなみに、自分が弟だとすぐに打ち明けなかったのは、言えば記憶を取り戻してすぐに成仏してしまうかもしれないと思ったからです。