1句目の向日葵の詩が好きです。向日葵がとても主役として際立っているような、感じがします。どの句も丁寧に作られている印象です。目の前に景色が浮かぶようです。貴方も是非読んでください。
俳句は、五・七・五の音節からなる、世界でもっとも短い詩だそうですが、いざ、自分で作るとなると短すぎて難しい。そんな中で、曇空さんの句は、一節一節が歯切れよく、短い文の中で季節を鮮やかに印象付けておられます。夏の蝉や、かき氷、花曇りの空、どの景色も美しく目に浮かんできました。まだ、別の作品があるのなら、ぜひ読んでみたいです。