俳句(9)

①雨宿り軒先借りる夏燕


②夏燕軒先借りる雨宿り


▼誰雨宿しているのか(主語)


雨宿りの軒下

ふと見上げるとツバメの巣

ひなはいるけど、雨のなかで親も来なくて静かで


雨宿りしていると、向かいの軒先にも

燕が雨を避けて休んでいる


上五と下五、ひっくり返しただけで

主語や景色が変わる気もします


でも


「季語を詠む」


とするなら、常に「夏燕」が主に


それならどちらの句でも二つ目の解釈になるでしょうか?


ならば②のほうがいいかなあ

主語は最初に置くほうがいいと

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