第16話 三食クッキング

 三匹のヒロインちゃん、まとめて主人公の家にお泊りする件について。

 ラブコメなのだから、イベント発生は当然の流れである。ここらで一つ、イチャコラしたり、肌色成分多めなシーンをお届けする絶好のタイミングと言えよう。

 しかし、件の男はイマイチな反応で。


 やれやれ、どうしてこうなったんだか……などと、案の定なセリフを呟く裕太。

 本来居合わせてはいけない余分な数合わせ・大野卓は考える葦並みに考える。

 ふむ、ヒロインは三人。この時点で正妻の座に就く決定打は誰も与えられていない。


 このお泊りイベント、主人公に接触できる機会が三度訪れよう。本来ならば、ヒロインたちに一回ずつ分配されるのだろうが、それを横から掠め取る!

 きっと、ツートップは俺たちが与り知らぬ所で好感度稼ぎに励んだに違いない。ここは丁重に恵んでもらおう。


 ファーストチャンス、到来。

 夕食。

 女子校生の手料理と聞けば、堅物と言えど多少は心躍るものだ。


 ラブコメ主人公はいつもごくごく普通な高校生と自称してるのだし、料理してもらって嬉しく思わないはずがない。健全な反応をご期待します。


 それぞれ異なる柄のエプロンを纏い、キッチンを舞台に華麗に舞う姿はまるで妖精そのもの。そもそも、エルフと妖精の違いって何だろうか? サイズ的なサムシング?


 俺と裕太はリビングでゲームをしていた。

 カァーッ! 男子厨房に入るべからず。

 古風な気質の発露ゆえ――ではなく、単に戦力外通告を受けた。


 え、クッキングってレンジでチンするって意味じゃないの? IHコンロは湯沸かし器でしょ。包丁はどう言い繕っても刃物だよ、危ないから触っちゃダメだ。

 なんやかんや、意見の合致した二人は追い出される始末。流石、相棒。以心伝心。


「あんたたち、できたわよ」


 エルミンさんの声に誘われて、ダイニングへ移った。


「へー、今日はいつもより品数が多いな」

「いつも裕梨に作らせてばかりで悪いもの。たまには、あたしの腕を披露してあげるわ」


 フフンと、ドヤったエルミンさん。


 食卓はその態度に相応しく、ポテトサラダ、ツナサラダ、つみれ入りコンソメスープ、麻婆茄子、ベーコンピッツァ、ペンネアラビアータ、茸グラタン、ミートパイなど、ワオ! おいおい今日は誰かのバースデイかい? アメリカ人よろしく、俺は大きく目を見開いた。


「裕梨さん、先ほど出かけたようですけど、どこへ行ったんでしょうか」

「どこだろうねぉ~? 裕梨ちゃんに料理の判定してほしかったなあ」


 二人が、残念そうに肩を落とした。


「あぁ、ちょっと友達付き合いだってよ」


 嘘である。

 あいつは今、近所のスタバでキャラメルマキアートを嗜んでいる。諸事情で席を外してもらった。奴は犠牲になったのだ、人数調整の犠牲にな。

 悪いな、裕梨。このダイニングテーブルは、五人用なんだ。


 ……いや、ほんとスマン。瀬利裕太を四人の美少女が囲んでおけばいいものを、目下要らん男が混入しております。

 六人以上出番を同時に与えると、収拾がつかんのだ。


 メインキャラの掛け合いを優先するため、俺も気配を消しておくか。ただそこにいるだけの自然体。我、空気ナリ。混然一体となれ、インビジブル・スタンス。


「ま、裕梨ならお腹を空かせたらすぐに帰って来るさ。せっかく皆が作ってくれたんだ、冷めないうちに食べようぜ」

「そうね。珍しくまともなことを言うじゃない」


「いつもまともなことしか言ってないだろ」

「裕太ちゃんは、まともぶりたいお年頃だもんねえ」

「はい、瀬利さんはまともと言いたがる面白い人です」


 ヒロインズの口撃を受け、抗議したそうに顔をしかめた裕太。


「誤解がここまで流布してるとは……不幸だ」


 俺はまともだと思うぞ。

 ラブコメ主人公として、ひどく真っ当だ。よっ、予定調和! テンプレ野郎!

 普段、裕太が座る席は知っている。もちろん、花を隣へ配置するため、さり気なく橘先輩をブロックした。見えない壁にぶつかったと泣かれたらどうしよう。


「わたし、友達の家にお泊りするのは初めてで、なんだかとてもワクワクします」

「みおん、もう自分の家だと思っていいわよ。あたしが許可してあげる」

「だから、なぜにエルミンが」

「「「いただきますっっ」」」


 各々コップに飲み物を注ぎ始めた。


「……いただきまぁーす」


 ちょっぴり寂しそうな裕太であった。

 少女たちの明るい笑顔を添えた、楽しそうな食卓。平穏な日常を彩る幸福とは、さり気なく当たり前の積み重ね。希望の灯火が燃ゆるのは、愛と感謝を込めること。


 つい語り始めてしまう程度にほんわか雰囲気が漂っていた。イイハナシダナー。

 餅のロン助、別に彼らのラブコメに参加して愛を享受したいわけじゃない。勘違いしないでよね、本当だってばよ。

 作戦実行、と花にアイコンタクトを送った。


「う~ん、何から食べようかなぁ~」


 花は頬っぺたが落ちそうなほど緩い表情で、目の前のディナーに夢中だった。

 おい。食欲に負けるな、いやしんぼ。

 仕方がなくテーブルの下で何度も足を小突けば、彼女はなぜか足に衝撃を受けていると不審がっていた。ゆっくりと、俺を視界に捉えて3秒間。


「あれ、卓ちゃん? いつの間に……?」

「お前は忘れるな。俺と、やるべきことを」


 すこぶる寂しそうな卓であった。

 そろそろ仕掛けろ。見せてもらおうか。

 花が過信する、幼馴染の思い出の味とやらを。


「あ、そうだ! 裕太ちゃん、この茸グラタンなんだけど、覚えてる?」

「え、グラタン? 何かあったっけ?」

「約束だよ、や・く・そ・くっ!」

「約束? プロミス?」


 フクロウのごとく首を傾け、裕太はうーんと唸った。

 ラブコメ主人公の反応に、俺はピンと来た。

 ――幼馴染と交わした約束は追憶の彼方へ去る。

 初手・忘却。プレシャスメモリーほど、彼らはその記憶を封印する。


 これが原因で幼馴染は怒り狂い主人公と喧嘩になったり、物語後半に約束を思い出すことで丸く収まりましためでたしめでたしとフィナーレを飾るのだ。

 我々は悠長に静観しない。裕太が回想シーンに突入するまで待っていたら、何十回日が暮れることだろうか。


「小学6年生の頃、裕梨ちゃんとおばさんたちがサマーキャンプに出かけて、私が泊まりに来た時の話。コンビニ弁当で済ませようとした裕太ちゃんに夕ご飯作るって言ったら、グラタン作れって! 懐かしいなあ、料理本見ながら悪戦苦闘したんだよねぇ~」


 ぽわんぽわんぽわん。雲形のふき出しで回想中。


「……あぁ、あったなそんなこと! 料理は全然下手だったくせに、花が意地張ってキッチンを滅茶苦茶に散らかしたこと!」

「全然下手じゃないよお、まだ要領悪かっただけだもん」


「そう! まさにそれを指摘したら仕返しか、冷蔵庫に余ってた俺の嫌いな茸類をぶっこんできやがった! 残そうと皿の端に避けたら機嫌悪くなるし、あの時は大変だった」

「だって、裕太ちゃんが――」


 昔話に花を咲かせる、お二人さん。

 なるほど、かけがえのない思い出の共有は確かに強力だった。

 その証拠に、この話題じゃ二大ヒロインは手も足も出せない。無理やり口を出そうものなら、邪魔者である。


 幼馴染ヒロイン、まさかの攻勢。果たして、このまま逆転の流れか!

 ところで、美談は盛られているもの。この仲良しエピソードも例外に漏れず。

 二人で盛り上がってるところ悪いが、登場人物は二人にあらず。

 なんせ、その在りし日に俺もそこにいたのだから。


 料理本を見て、花へ指示を出したのは俺だ。

 好き嫌いの多かった裕太の代わりに、しめじとシイタケを食べたのは俺だ。


 たとえ、主人公と幼馴染の輝かしい絆と言えど、星屑みたいに煌めく記憶のピースを両手いっぱいに集めようとも、一点の曇りなき思い出など存在しないと証明してくれた。


 驚きの白々しさに目が眩み、視界が霞むモブに追及は出来なかった。

 これが花の狡猾さならば、いとも容易くラブコメの勝利者になれる。

 俺のサポート抜きで。まぁ、その可能性はない。捨て駒に戦略を任せるのはなかなかどうして素人ゆえ。


「はい、裕太ちゃん。あ~ん」


 グラタンをフォークですくい上げるや、溶けたチーズがたらりと糸を引いた。

 花はふうふうと息を吹きかけ、裕太にそれを差し出した。


「なっ! なんだよ、突然」

「私、裕太ちゃんのために頑張って作ったんだよぉ~。これくらいついでにさせてほしいなあ」

「もう子供じゃないんだからさ、自分でやるっての」


 皆に見られて恥ずかしいのか、意地を張った裕太。

 これはヒロインならツンデレ、主人公なら童貞と呼ばれますね、分かります。

 面白そうなシチュエーションに立ち会い、流石にこのまま黙っているわけにはいかなくなった二人の少女が、裕太イジリに参加表明を示した。


「さっきから二人で楽しそうじゃない? あたしたちも交ぜてもらおうかしら」

「わたしは麻婆茄子、エルミンさんはペンネアラビアータを作りました。ぜひ、瀬利さんに食べてほしいです」


 それぞれ自慢の一品をスプーンですくい、彼女らもあ~んの構えを取った。

 ちなみに、残りのメニューは卓がクッキングしたよ! ちゃっかりね。


 以前、料理バトル系主人公と関わった際、スーパーで売ってる食材で高級食材を扱う成金シェフを打倒する展開になったのだが、特訓に付き合わされるうちに俺の腕の方が上がってしまったのだ。あれは、辛い特訓だったな……


「おいおい、そんな同時に出されても食べれねーよ。ここは間を取って、セルフサービスと行こうじゃないか」

「えーい、御託は聞かないよぉ~」

「ちょ、ま」


 パクっと、花が差し出したグラタンが口へ入った。

 もぐもぐ。

 モグモグ。

 咀嚼する。


 ごくん。


「……どうかなあ?」


 不安そうに裕太の顔を窺った花。

 腕を組みながら目を伏せ、緊張の一瞬を委ねられたラブコメ主人公。

 その結論とは、


「うん、懐かしいっ。チーズは溶けてるのにマカロニは半なま! 隠し味のはずのコンソメの主張が強い! てか、牛乳とバターケチった? オイスターソースの味が強くて、リゾットっぽいな! 控えめに言って、美味しくないっ!」

「ガーンッ!」


 現実に打ちのめされ、花はガクリと落胆した。

 ……真っ白に燃え尽きたぜぇ……グラタンのホワイトソースよりもなぁ……


「ただ、あの頃を思い出す刺激にはちょうど良かった。サンキュー」


 そして、もう一口である。


「茸も食えよ」


 俺が小声で囁くと、珍しく裕太が反応した。


「それは……卓の役目だろ? 頼むぜ、相棒」


 なんだよ、本当に思い出してんじゃねぇか。

 まるで裕太が友人想いの聖人に見えた。

 されど、俺はチョロインじゃなかった。


 悪人がちょっと正しい行為をしただけでやたら称賛されるパターンだ。ヤンキーが道端に捨てられた子犬をずぶ濡れと引き換えに傘を差してやるやつだ。優しいねー。  

 昔ヤンチャでした自慢をのたまう奴は、常に真面目に生きてた人に迷惑かけてきたことをゆめゆめ忘れるなと憤慨したタイミングで、


「今度はあたしの番ね。ふふん、刮目するといいわ。この出来栄えをっ!」


 エルミンさんがお手製の品を裕太の前へ運んだ。

 ご自慢のペンネアラビアータは、トマトの甘酸っぱさとニンニクの香ばしさが鼻孔をくすぐり美味しそう。

 赤唐辛子とパルメザンチーズを効かせ、涎が思わず垂れそうだ。


「ほら、特別に食べさせてあげる。光栄に思いなさい」

「ふふ、瀬利さんのために作りましたもんね。何度失敗しても、最高の品が出来るまで諦めなかったエルミンさんは凄いです」

「そ、そんなわけないじゃいっ!? みおん、妄言はやめてくれるかしら?」

「はーい」


 そして、テヘペロである。

 微笑ましい光景に、橘先輩もニッコリだ。


「え、何だって? 今、テレビ見てて気付かなかったけど、どうかした?」

「何でもないわよ、このアンポンタンッ!」


 ……流石だぜ、裕太。

 好意に直結する掛け合いを可能な限りスルーするなんて、まともな精神じゃできないよ。生粋のラブコメ脳に戦慄していると――悲劇が起きた。


「さっさと食べなさい、そして称えなさいっ。あたしの神に愛された腕前を!」


 赤面エルフは照れ隠しか、裕太のお口へ無理やりペンネアラビアータを突っ込んだ。


「どれどれ、ふむ……これはなかなか、トマトソースの酸味に唐辛子の辛味がアクセントになって……うっ」


 刹那、彼は能面のごとく表情を失った。

 作画崩壊? 予算と納期の都合で深刻なアニメーター不足?

 やりがい搾取を許さない断固とした意志を表明しかけた寸前。


「あぁぁあああべぇぇえええエエエエエしぃぃいいいイイイイーっっ!?」


 お帰り、阿部氏。ていうか、阿部氏とは一体……?

 裕太は泡を吹きながら白目をむいていた。腕は小刻みに痙攣を繰り返し、どうやら気絶してしまったようだ。


「なによ……そんなオーバーリアクションするほど、美味しかったの? ふ、ふんっ。まぁ、裕太も多少は味が分かる男なのね。見直したわ」

「どう考えてもちげーだろ。こいつ、ほぼ死にかけてるぞ」


 背景役、ツッコミすることこの上なし。

 しかし、悲しいかな。上機嫌なエルミンさんは自分の世界にトリップするや、俺のツッコミもとい存在に一ミクロンも気づいていなかった。


 やれやれと主人公代理を務め、俺は件の劇薬を吟味していく。

 以前、アルケミスト系主人公に散々配合薬を試験させられたゆえ、すこぶる毒物の耐性を得ているのさ!


 ペロリ。

 ……っ! こ、これは……青酸カリッ!

 ――ではなくて、普通に不味い!


 一口目は調理された素材の味に舌鼓を打てるのだが、すぐに言い表せない不味さに襲われる。食パンの黒焦げとクサヤを同時に食べさせられている?


「ビリビリ痺れるような味が癖になるでしょ? 隠し味は、設置型のサンダーネットよ」


 そして、ドヤ顔である。

 こいつ、正気か! 料理に魔法をぶち込みやがったのか!?

 この時、卓は全てを悟った。閃きたくない天啓に導かれた。

 口内。時間差の雷撃魔法で、酵素分解したペンネがゲテモノへ変化した、と。


 高度に発達した化学は魔法と見分けがつかないものの、料理に魔法を取り入れるのは10000年早いと思いました。

 裕梨、今度エルミンさんに料理のさしすせそを教えてやれ。絶対だぞ。

 茶カテキン! 俺に力を貸してくれ! コップに入ったお茶を一気飲み。


 そのうち裕太も意識を取り戻すだろ。コメディーパートはどんな仕打ちを受けても死なないからな。もしや、ギャグ補正とはチート能力だった?

 しかし、うずうずと自分の番を待つ乙女がまだ一人。


「瀬利さん! 私の麻婆茄子も食べてください、自信作ですからっ」


 えーいと、半開きになった口へ麻婆が投入される。

 果たして、絶品か劇薬か。

 考えるもなく、この流れはマズいだろう。


「あぁぁあああべぇぇえええエエエエエしぃぃいいいイイイイーっっ!?」


 阿部氏、リターンズ。

 今度こそ処されたラブコメ主人公が、ガタンとテーブルに突っ伏していく。最後の力を振り絞り、彼が残したダイイングメッセージはこうだった。


 ――組織は、化学兵器を完成させた。

 瀬利裕太、散り際の一言なり。

 あ、死んだ。ふーん、呆気ね。

 きっとしんみりすると嫌がるだろうし、故人の気持ちを尊重しとこ。


「瀬利さん! まさか、そんなに喜んでくれるなんて光栄です。実は茄子を切らしらしていまして、シュールストレミングで代用して正解でした! 食紅とキュウリの皮でそれっぽく似せられましたから、視覚的にも大成功ですね!」


 大失敗だよ!

 しかも、ちゃっかり化学兵器を料理と偽装して出したのが始末に悪い! あなた、この前頂いた弁当の味はまともでしたよね!? さては、主人公特攻かっ!


 いとも容易く行われたテロ行為の恐ろしさに、今回ばかりはラブコメ主人公に同情の念を禁じ得ない。やっぱ、つ令和。


「二人とも、凄いなぁ~。私も裕太ちゃんにガツンと言わせる料理が作りたいなあ」

「花もポテンシャルはあるわ。精進を続けなさい」


 オメーが師匠を気取るな。皿洗いだけしてろ。


「料理は、想像力を養った分だけ上手になりますよ。一緒に頑張りましょう」


 基礎を築いてからクリエイティブを磨け。

 姦しい三人をよそに、俺は己のミステイクを悔やんだ。

 テンプレラブコメを踏襲して、花には別ヒロインより先に手作り料理をあ~んさせた。これで好感度は上がるだろう、と。しかし、致命的な見落としがあった。


 メシマズ属性、である。

 主人公に手料理を振舞う際、必ず発生する設定だ。

 ラブコメでは、料理の味以前に求められるのがインパクト。どれだけリアクションを取れたか、これが重要視される。


 ヒロインとは、印象に残ってナンボの世界。小学生時代の回想シーンが流れなかった時点で、メシマズ属性がまだ控えてると気付くべきだった。

 俺は、料理バトル系主人公と接触して学んだはずだろ。

 料理において最も大事なことは味じゃない。順番だと。


 先手は負ける。

 後手が勝つ。

 古今東西、ジャンルが違えど料理バトルの普遍の真理だ。


「……ママのミートパイが恋しいぜ」


 熱いうちに召し上がれ。

 サクサクのパイ生地に、たっぷりのミートソースが詰まっているよ。

 それはモブが手作りしたミートパイ。普通に美味しい。ただ、それだけ。


「今度は三人でスイーツ作りましょ。裕太、特別に味見させてあげるわ」


 化学兵器を増やすな。バイオテロ、ダメ絶対。

 前世でどんな罪を重ねれば、そこまでの仕打ちを受けるのか。これが分からない。

 アメリカンスタイルで困惑する俺は、いつまでも欧米か! とツッコミ待ちをするのであった。

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