第3話千茶、ビギナーズラック

千茶が名古屋に来て、パチンコ屋に連れて行った。どういう話しでパチンコを打ったか分からないが、1円パチンコを千茶は1000円分だけ打ってみたい!と言う。

海物語の甘デジを打つ。

開始早々、千茶は大当たり。連チャンが連チャンを呼び、確か11連チャンだったか?

数百円で7000発以上の出玉を手に入れた。

僕は5000円の負け。千茶は7000円の勝ち。

だが、それから何回も名古屋に来て、パチンコを打ったが千茶は勝てていないので、パチンコは足を洗った。

しかし、千茶は顔は汚いけど、心は感動するくらい美しい。

たまに、僕が

「かわいいね」

と、言うと恥ずかしがり、ニタ~っと笑う。

それこそ、かわいい。

僕に、クソババアと呼ばれても、ニコニコしている。

こんな、性格の優しい人は初めてかもしれない。


僕は初めてのトランスジェンダーの人間で性格の良い人を捕まえた。

これも、ビギナーズラックと言えよう。

そして、このビギナーズラックは長く続いている。

明日、また、彼女は名古屋に来る。

ひとつだけ言える事は、パチンコは打たないと言う事である。

GWもずっと仕事だが、その間は寝ていてもらい、帰宅したら飲もうと思う。

どこぞの馬鹿が、千茶のアナルを狙っていた。そいつは、変態で警察のお世話にもなっているクズだ!

朝まで抱いて眠りたい!とか、同じ墓に入りたい!などと、中学生のような事を言っている。

火葬はその人の住んでいる自治体ではしなくてはいけない。

荼毘を抱いて、運べるはずかない、他人が。

まぁ、馬鹿はほっといて、明日から楽しもう。

一言だけ。

僕はアナルに興味はない。だって、ウンコする穴だよ!

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