TNG S7-13 滅びゆく惑星

TNG S7-13 第165話


邦題:滅びゆく惑星


原題:Homeward


あらすじ……エンタープライズ号は、ウォーフの義兄ニコライ・ロジェンコ博士から、救難信号を受信した。観察中の惑星ボラールが、自然現象によって、生物の住めない星になってしまうというのだ。ウォーフが惑星に潜入すると、博士は艦隊の誓いに反して原住民たちをシールドで保護していた。


コメント

人道主義的発想で短絡的に住民を救ってしまったニコライ。

この尻拭いのために駆け回るウォーフが

予言者になって原住民のいるホロデッキの不調を

「ラフォージの相」とごまかすあたり

大笑いですね。


ところが村の年代記記録係ボリンに

ホロデッキのことがバレてしまいました。

さて、どうなるか!


新しい生活を出来るようフォローするという艦長に、

ボリンは

「何をよりどころに……今まで信じていたものを

全て失ってしまった」

と虚無感を吐露します。


そんなことをやっているうちに

ニコライに妻と子がいることが判明。

だからこんなにボラール人にこだわってたのかー。

人間、家族を持つと強くも弱くもなるね。


ボリンは弱い人だったんだな、というのが

最後の感想です。

架け橋になれるはずだったのに……

プレッシャーがきつすぎたのでしょうね。


ウォーフとニコライは、

積年のいがみあいから脱しました。

せめてそれが心の慰めです。

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