TNG S5-8 潜入! ロミュラン帝国(後編)

TNG S5-8 第108話


邦題:潜入! ロミュラン帝国(後編)


原題:Unification, Part II


あらすじ……スポックは、ロミュランの地下組織と共に、バルカンとロミュランの再統一運動を進めていた。運動は順調に進んでいるかに思われたが……。


コメント

スポック

「いつまでも憎悪とともに暮らすか、変える努力をするかだ。

わたしは後者を選ぶ」


ロミュラン人が信用できないというのは

アメリカにとっての仮想敵国(ロシアや中国など)

に対する思いと同じかもしれないですね。

特にロシアは……すぐ裏切るからな……

(第二次世界大戦中のソ連とか、その後のウクライナとか)。



ワナを仕掛けられていると疑いつつも

信頼を背景に、統一運動は進められています。

ヴァルカンがロミュランを占領するのではなく、

ロミュランがヴァルカンを占領するということになりました。


ふと、中国史を思い出しましてね。

英国などに負けた中国は、香港を英国に取られてしまい

99年間手放すことになったんですが

その後香港は、返還されました。

その間に芽生えた文化や言語の違いで

モメてることが多いですよね。


同じ民族でも、教育が違うとモメてしまいます。

ロミュランも、ヴァルカンも、

教育や信念の違いでモメています。


自分があたりまえだと思っていること。

それを乗り越えていく心が

結局は平和を醸成していくのでしょうか。


スポックは、歴史の一部になるのです。

未来はきっと、明るいはず。

サレクの魂のためにも

スポックよ、永久に。


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