TNG S2-10 運命の少女サリア

TNG S2-10 第36話

邦題:運命の少女サリア

原題:The Dauphin

あらすじ……ウェスリーはクラウディア星の若い王女と恋に落ちるが、

王女は和平のために故郷の星ダレトに戻らねばならない。

しかも彼女には驚くべき秘密があった。

コメント

アラスモフという、可変種の一種(正体が猿の化物)が現れるお話です。

ピカード

「最も獰猛なのは、子を守る母親だ」

ガミガミおばさんに守られて、うんざりしているサリア。

この、護衛兼教育係は、

自由を欲するサリアにいちいち指示して、

周囲もこれにはあきれ果てている状況。

ウエスリーが、ホログラムデッキで現実の惑星を紹介し、

サリアとの仲が急接近すると、

このおばさんったら変身してウエスリーを脅します。

運命、運命って口癖のように言ってるけれど、

このおばさんは、なぜここまでサリアにこだわるんでしょうか。

たしかにサリアは、将来指導者になるべく運命づけられてるけど

おばさんは、別にダレト星に恩義があるわけでもなさげだし。

ふつうより熱い情熱を持ったおばさん。

この人の動機がよくわからない。

もっとこの人のことが知りたいと思ったりもします。

ウエスリー

「転送機の上の彼女は、清らかな光だった。会いたいよ。心が空っぽだ」

ガイナンは、「愛にリバイバルはない」という名言を言っています。

何百年と生きてきた彼女にとって、

ウエスリーの初恋は、ひとごとではないようでした。

愛にリバイバルがない……。含蓄のある言葉だなあ。

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