TNG S2-5 無言の調停者

TNG S2-5 第31話

邦題:無言の調停者

原題:Loud as a Whisper

あらすじ……エンタープライズ号は、和平問題を解決するために、

    調停者リバを移送した。ところが和平交渉の際に、

    リバの通訳たちが殺されて、調停者は会話することができない。

コメント

ラマティス3号星のとなり惑星ソレイス5号星の内戦における調停者

   (ラマティス3号星のリバさん)。

   リバは、クリンゴン星に『調停』という言葉を生み出した当人です。

リバさんは芸術家です。

「時には自分の周りを、改めてよく見直してみればいい。

    初めに味わったハズの感動を、もう一度思い返してみるのだ」

初めに言葉があって、そして意味があった。自分はその意味を伝えたい――

  リバさんは自信家ですが、理想主義者でもあって、

若いっていいなと感心します。

ところが、いざ仕事という時になって、

リバの通訳が全員死亡したから、さあたいへん!

自信がなくなったリバをなんとか助けたいピカードに、

トロイ

「艦長、自信とは自分でつかむもので、

他人が与えられるものではありません」

言葉は伝えられても、私の感情までは伝えられない。

  そんなふうに落ち込み、自分の殻に閉じこもっていたリバですが、

自分とコミュニケーションをとらせることで、

両者の間を徹底的に会話させ、和解に向けさせるという

ナイスなアイデアをトロイからいただきます。

平和は会話からやってくる。

憎しみや恐怖は、無知から来ることが多いのです。

日本人の中にはコミュ症な人も多いらしいですが

対人関係、もっと訓練した方がいいかもね。

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