第40話 問い詰められて 1
その頃、ワン子は宿屋の階段からこけて 目をまわしていたワン!
アーシュさんこと子竜は扉の前で、手を握り締め様子を伺っていたワン
中ではシリアスな会話が続いていたワンワン!
「エイル‥エルトニア」「リアン兄さん」
「その腕に刻まれてる焼印は一体なんだ?エイル」
リアンはゆっくりと、低い声で、静かに見つめ問い詰める。
「見たところ、北の国の貴族の名前と紋章のようだが、
これではまるで最下位の奴隷に対する扱いじゃないか?」
しばらく黙っていたエイルだが ゆっくりと言葉を紡ぐ
「雪花祭りの晩、ちょっと息ぬきに街に遊びに行ったら
悪い人攫いの奴隷商人に捕まって焼印は押されたけれど、アーシュやアルテイシア姫に竜人のセルト将軍がすぐ助けてくれたから」
「彼が‥あの男がついていながら こんな酷い仕打ちをされたのか?」
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