第3話 平日の朝の過ごし方

平日は夫に合わせて6時30分に起床しています。

なかなか起きることができないので、

6時15分から5分刻みで目覚ましをかけ、

爆音を止めながら目を覚ましていく仕組みと

なっています。


私がお仕事をしていた時は、5時30分に

私だけ起床していたのですが、夫も目覚まし時計の音で目を覚ましてしまうので、起床時間

を遅くしたのです。


いくら目が数字の3になっていようとも、

洗濯機から乾燥が終わった洗濯物を取り出し、

台所でお湯を沸かし、味噌汁とご飯を温めて、

その間に部屋中のカーテンを開けて朝日を

浴びることが一連の流れになっています。

少しでも順番やテンポが崩れると、夫の

朝シャン含めた身支度が整い、朝ご飯まで

少し待ち時間ができてしまうので、気は抜けません。


夫はもう少し時間があるならと、ゴミ出しや 

洗濯物を畳むなどしてくれるのですが、私は夫になるべく快適でスムーズな朝を過ごして欲しいので、勝手にテキパキ動いてしまうのです。


一緒にご飯を食べて、今日のニュースを

小耳に挟んだら夫の出勤です。夫を見送ると、

基本はもうしばらくコーヒーを啜ります。


8時になる前に、インコを起こさないと

インコが先に起きて「何やっているんだ!」と

言わんばかりにジジジッと鳴き始めるので、

おはようのお掃除をしに行きます。


職場を退職した今は、期間限定でインコとの

朝の時間を長くとっています。働いていた頃は、

それでも朝は1時間とっていたのですが、

一日中おうちで過ごすインコが気になって

仕方ありませんでした。


インコのお掃除とコミュニケーションが

終わると、今日のやるべきことをこなす

時間へと変化します。最初の頃は、自宅に

一日中いることへ不安がありましたが、

思ったよりもするべきことはあり、一日は

あっという間ですぐに終わってしまいます。

これもまた贅沢なことですよね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る