Q3 & Q4 小説はいつ、何を使って書いてる?

Q3

 小説はいつ書いていますか? 各話のボリュームが多いので結構時間がかかるんじゃないかと思っています。書き溜めてから投稿していらっしゃるようなので一点集中型なのかなと想像しているのですが……。


A3

 小説はおもに、夜の寝る前などの数時間を使って書いています。四六時中小説のことは考えているのですが、日中にあれやこれや頭の中で組み立てたシーンを夜に文字化するといった感じです。

 まさか拙作がこんなにも長く続くとは思わず、先も見えない状態なので、完結までは『毗戦』につきっきりでいようと決めています。というのも、以前は同時進行でほかの小説も更新してみていたのですが、もう脳も作業も全然追いつかなくて。それならメインを一つにしぼり、一点集中型で駆け抜けたほうが、より丁寧な仕上がりになると思ったのです。

 更新は、「書き溜めてから」を心がけています。エタらないように(エタりたくない)という自分への戒めもあるのですが、なかんずく書くスピードがカメのように遅くてですね。文がまったく思いつかなくて、一週間ほど書き進めらなかったこともしばしば。こんなことでは更新がまばらになってしまうので、短期間でもなるべく定期的な更新ができるように、書き溜め作業をおこなっています。

 私ったら偉い子ちゃん(冗談です)。


イカワ

 書く速度の悩み、お察しいたします……。でも、書き溜めたとしても結構な量ですよね。例えばこの夏 2 か月ほど連載をお休みして書き溜めてらっしゃいましたよね。あれで一章(禅天)分くらい書くという理解でよろしいですか? だとすると結構な執筆量だと思いますが……。


正覚坊さん

 2 か月休載で次章丸々書き上げるのかどうかというところですがね、ぜーーんぜん書けておりませーーん!!今章の第三禅天なんか、133 話までしか書けてなくてそろそろストックがやばいです! たとえば一章が 20 話分あるとして、休載の 2 か月間で書き上げられるのは 5 話程度です。で、週一で連載するので、5 週分はまた余裕ができます。その間に、6 話目、7 話目、とじわじわ進めていっている状態です。そのうち間に合わなくなるのが目に見えますね。でもそうでないと、20 話分書き上げてから再開しようとすると、空白期間が半年どころではない気がするので。だんだんモチベが下がってナーナーになって、結局エタるという結末だけは避けたい! が、ストックがなくなり次第、またお休み期間をいただくことになりそう……。

 ほな完結してから公開せぇやってことになるんですが、いやでもだって、いつ完結できるかわからないんですもの。あと数年かかるのではないかと思うのですが、その数年を誰にも読んでもらえない状態で書き進めるなんて我慢できないワ! 早く承認欲求を満たしたいの! という性格なもので、出来上がった話から順次公開していくタイプであります。



Q4

 書いている媒体(PC やケータイなど)やソフトウェアがあれば教えて下さい。


A4

 書いている媒体は、おもにケータイです。

 が、まずは紙面に下書きしています。最近手のひらサイズの小さいノートを見つけまして、今はそれをネタ帳にしています。そのノートに、区切りの良いシーンまで(だいたい 3 〜 6 ページ)書いたら、ケータイに書き写すといった流れです。

 このやり方の利点は、やはり二重三重に見直しができるところですね。下書きでババーッと文章を構成したあと、ケータイで清書するときには誤字脱字や加筆修正をする。個人的には一番、自分の練った文章と向き合いやすい方法です。

 あと、PC の Word に、小説全文をコピペして保存してあります。以前、バックアップをしないまま書いていたら、誤って丸々一話分消滅して泣き叫んだことがあったので、以降 PC にてバックアップをするようになりました。ケータイで書いている人は、別口で PC のファイルなどに保管しておくことを強くオススメします!


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