Q4 & Q5: 映画っぽい展開を意識?

Q4

 このお話を読んでいると、ハリウッド映画やアメリカのドラマを見ている気分になります。特に四章で沙也さんがホテルに連れて行かれて、チーム・ナザリに紹介されるシーンはスクリーンが見えるようです。でも、実際はどうなんでしょう。映画やドラマなどを意識して書いていらっしゃいますか?


A4

 映像は意識していません。


 わたしは公募歴が長いので(笑)、色々なものを書いてきました。以前は児童文学を書いていました。その時は映画を意識して書きました。

 その時に参考にしていたのは「クルーズ」という原始人が出てくる子供向けのアニメと、「シュレック」というアニメです。


 公募で児童文学賞の最終まで残ったのですがやっぱり落ちたので(笑)、それ以降、映画を意識して書いたことはないです。でも、その時の感覚が残っているのかもしれません。


(イ)

 あれっ、意外です! 私の頭の中ではチーム・ナザリの紹介シーンで「特攻野郎Aチーム」のテーマ曲が鳴り響いていたんですけどね……。でも、やっぱり色んなものを書いてこられているので、場面展開がわかりやすいのでしょうね。


. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜


Q5

 五章の株のエピソードも、なかなか書けないと思います。これも The Big Short みたいで映画っぽいですよね。コメント欄で、「同じ状況になったときに小金を儲けた人がいる」とおっしゃっていたので、やはり経験から書かれているのかなと思いました。そのときの体験に、知識をプラスして書かれたのでしょうか。


A5

 当時、経理部では本気でみんなが「これで儲けられるかな」「ここで助けてくれる会社があればテンバガーだ」「けどこんな会社、引き受けてくれるところなんかないよね」という話が出ていました。「金ちゃん」のモデルになった人からこっそり、「実は俺、ちょっと儲けたんだよね」と言われました。


 本格的にAIが導入される前は、チャートを読んで株の売買をしたり、為替で小金を稼いでいたりしたので、その部分は経験、という感じですかね(笑)


(イ)

やっぱり、株をやってらっしゃったんですね。株も為替もこまめじゃないとできないですよね。しっかりしてらっしゃるんだなあ……。


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