設定資料 詠編
紫月詠。
まあ、自卓に出てきた最初の子ですね。相棒ポジションの人物です。この子はビジュアルだけなら結構前から存在してたりしてなかったり。
この子の名前は永遠の永にしようとしていたんですけど、流石に安直すぎるかなぁと思い、右往左往した結果、詠嘆の詠、詠唱の詠という流れで詠は詠になった。でも、昔のモチーフを拾うなら影でえいなんだけど、そこの直接的な表現もあまりしっくり来なかったっていう小話。
この子右目の方を隠してるんですけど、そっちの目の下にほくろあるんだよね。ココスキポイントだったりする。片目隠しじゃない時の髪型も存在する。します(断言)。「パルドフェリス」って子を検索してみたらわかります。あんな感じの前髪になります。でも、目隠れの方がかっこいいので、本編に出るかは未定。
彼は蒼月の親友ポジです。縁の下の力持ちというか裏方ポジ。彼は特性をいかしてハッカーをしています。裏界夜行の情報官です。下調べとかオペレーターとかもする。でも、こういう後衛と言うかそのもっと後ろでバックアップをするのが適任なんだけどねぇ、前衛に引っ張られました。そう、ガチガチの前衛がいないのよここ。皆尖った性能過ぎる。誰だよこんな設定作った奴。
彼の先天的な能力は影の操作、影との同化という2つの素質。なぜここで素質という言葉を使ったのかというと彼の過去に関係があるのです。ここでは少しだけ話をしてしまいましょう。
彼の両親。母親が光のエレメント(なんか凄い珍しい血筋)の一族の変異種で、光を操るんじゃなくて、電気を操る感じの力で産まれて来たのよ。で、父親は闇のエレメント(上記と一緒)の一族で闇っていう概念を操るはずなのに、なんか影っていう現実に存在する物を操作する力だったんよ。そんな異質なふたり、駆け落ちしちゃったんよ。で、隠れ里から出てきちまった。隠れ里で浮いてたからこそ、結構な実力は自己防衛のために持ってはいた。
でも、ある日、よくない組織に見つかってしまい、抵抗むなしく囚われてしまった。で、実験体にされてなんやかんやあって素材となり、彼が産まれた。ちょうどこの辺りで実験の成果物が裏の世界に出始めて、双方の隠れ里はことの重大さを知った。(隠れ里を完全に出ても、繋がりは消えないし、一時的に出てる奴もいるなか、消息不明が結構いたけどそれを放置していたツケが回ってきたってこと。成果物の中に明らかに同族の要素•成分が入ってた事で気づいた。愚かだねぇ。)そして、同族奪還を決めた。2つの里が協定を組んだ。
大半の同族は生きてはいた。自身を構成する力を吸われ続けていたため、ちゃんと弱っていた。そこから話を聞くうちに、その組織において希少な素材であるとされた人達はもっとやばいところでもっと直接的な改造、人体実験をされているという言葉や資料を見つけて、長きに渡る闘いが始まった。これが後の世で語られる「淵属教団討伐戦争」である。この闘いは10年くらい続いた。
で、最後の拠点に彼等、里の精鋭達が到着した時既にその拠点は壊滅していた。いや、破壊されていたのであった。それも内側から。その中心部に行くと倒れている一人の少年?とその少年を抱えた青年、そして十数人程の統一された衣装の部隊。どうやらその衣装は神祇省直属のもので隊長格の男性が一礼した後に事情を説明しに来たようで。
彼は輪廻神付きの精鋭を率いていて、今回の作戦では副隊長を命じられたらしく、ここで緊急任務を行っていたらしい。
では責任者は?と聞くと青年がこちらにやってきた。■■神の業務の実行にきたため、貴殿方の出番を奪ってしまい申し訳ないと。私達はその神の名前を認識することができなかった。青年から、もしこの惨状の真相を知りたいのならこれにサインをと1枚の紙を渡してきた。とても高位の神性であった。
結局サインをし、真相を知ったのであった。
大分はしょりましたが、これだけで短編1本書けてしまうので、勘弁してください。大分後半関係のない話が出てきましたが、少年と青年。これが紫月と蒼月の再会です。出会いはもっと昔、はしょった中にあってるんですよね、ふたりは。
話が逸れましたが、後天的な能力というのが電子化と浸食?侵食です。電子化というのは幽霊化のインターネット版です。そのお陰で凄腕ハッカーなワケなのですよ。侵食は先天的な能力の変質と色々あった結果です。これも、その名の通り影で侵食できます。便利なような便利じゃないような。
で、最初は2人のバディで活動して行くわけです。色々ありました。潜入とか変装とか殲滅とか救出とか。まあ、ひとりよりかは無謀さは減りましたがその分悪乗りが増えてね、それはもうヤンチャだったよ、あの頃は。
それでは今回はこの辺にさせてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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