賽と運命の観測者

宵機

設定置き場

設定資料 鏡編

 蒼月鏡。


 この作品の主人公から行きます。現時点での卓状況までの情報があります。


 あおつきだったりそうげつだったりする。名前の方はかがみのきょう。合せ鏡とか雲外狭、閻魔鏡とか色んな意味があったりなかったりする。きょうという読みから凶とか狂とかも連想されるかもしれない。


 彼もまた私の深層心理の一部により産み出された存在。現存する中では一番長持ち?年長者。最初に生まれたときには黒夜月という探偵の女であったが、私の心境の変化により紆余曲折あり、今の姿になった。


 彼の過去についてはまあ、色々あるのですが、結構ややこしく、誰特過ぎるので、今回はしません。


 でも、今の彼の話はします。彼は自分の組織パーティーを持っています。表向きは蒼月探偵事務所ですが、本来の名前は【裏界夜行】。メンバーの多数決で決まりました。彼はそこでリーダーを勤めています。


 彼の一般に知られている実力ですが、本来は中衛•遊撃が向いているのですが、前衛がいないので前衛を張っています。基本的に回避盾なのですが、能力的に攻撃を受けて出血した方が戦闘の選択肢は広がります。


 彼の先天性の能力は魔払い、魔の感知。彼の一族は退魔師、妖魔退治というものです。ですが、あって変質し、魔の力の操作というものになりました。魔力と魔の力は別物です。世界に満ちる神秘力の中にある物の1つ、それが魔法の力で魔力といわれています。魔の力はよくわかっていません。ただ、神秘力という枠組みから逸脱している力であり、使い手自身をも蝕む邪悪で歪な力といわれているが、個人個人でどのように感じるかは違う。だって、枠組みの外にあるものをまとめているからね!


 色々あった後に契約して、見事契約者になった。後天的な力は血操術と結界術の2つということになっている。魔法は血操術の応用でそこそこは行ける。名前の通り血を操って武器にしたり魔法にしたりとまあ、器用貧乏なのかもしれないのと、結界を張れるっていう奴ですね。悪用のしがいがあります。戦闘の方は自身の剣術と持ち前の身体能力で切り抜ける子です。


 でも、血を使いすぎると案の定使い物になりません。加えてあんまり、からだ強くないんでねこの子。まあ、体調崩しやすくあるけど、本当に親しい奴にしかばれないくらいには隠しがち。普通の人ならまあもう気づくわけがない。そんな彼の動揺が表に出るくらいには第二章時焦ってたっていうワケ。


 そんな彼でも、完全に弱りきった状態になったことがある。だが、その姿は今まで、紫月を除いて誰にも見せたこと、見られたことがありません。そもそも、そんな状態になるまで戦う事自体がないのですが、見せるわけにはいかないと彼自身が思っているから。弱りきるとどうなるかってぇ??そりゃあねぇ…うん。っということなんですよ。あと、弱音を吐くのも紫月だけなんですよ。そのふたりは対等の立場というか相棒というかそういうものなので。共依存な部分があったりなかったりするらしいですね。うん。


 昔はまあ、大分自分の事を顧みず、ヤンチャしていたのですが、紫月が来たことにより、まるでずっとはまっていなかったピースがはまったがごとくちょっとは自分の事を大事に考えるようになったとかならないとか。彼曰く、一番美味しい血は紫月の血だそうで、理由は波長が似ているかららしい。波長が似てる???いったいなんのことやら。(すっとぼけ)


 彼は父親から古流武術を一通り習いました。その刀術と血操術と色んなものを合わせた十刀と言うものを編み出しました。数が大きくなるにつれ代償も大きくなり、条件もあったりなかったりしますが、強いです。しなやす精神なので。六位

ぐらいまでは普通に使います。ちょっと血を多く使ったりするだけなので。それ以降はちょっと条件があって限定的な場面でしか使えません。コスパが悪かったりもする。うんうん。


 契約について。契約というのは人が死の淵に立たされた時や、強い感情を呼び水にその人間を哀れむ神や感情に漬け込もうとした悪魔、乗っ取ろうとした妖魔などがその人間に対して持ち掛ける話の事。大抵は何かと交換で力を与えてもらえる。誰のために、何のために、どうして、なぜ、自分が差し出すものはなにか、と言ったところで得られる力や払うべき対価が変わる。


 悪魔の場合だと、強大な力を得れるが、その力を受け入れられる程の器でないと、悪魔の玩具になってしまう場合が多い。自分の為に自分が力が欲しいと望む奴らは大体悪魔に目をつけられる。そして悪魔の囁きで堕ちる。こういうケースの場合、大体悪い悪魔なのでちゃんと人間は破滅する。ごく稀に比較的まとも、善良と言うか友好的な悪魔もいるというが...


 次神。神は不幸な運命を辿っている魂とか、気に入っている魂、自身の眷属や使徒になる適正がある人間、巫女や子孫等に力を貸す。気まぐれで運命に抗える可能性を少し与える事はある。

 だが、目の前の絶対的な運命、悲劇というものに抗い、ねじ曲げるということになると少しの可能性というものでは到底足りない。その神の眷属や使徒程の権能を持っていないと難しいだろう。

 しかし、眷属や使徒になるにはその神が課す試練や条件がある…明かされていないが。もし、万が一にその条件に合致した場合、声をかけられることがある。「この悲劇を、この運命を許してなるものか。」と。声をかけず、半ば詐欺みたいに契約してくる神もいるが...

 そんなこんなで神との契約というのは、邪神によって乱された運命を戻す為に行われる。






契約に対する対価というものは

望む未来を得るための力というのは

その運命が困難なものほど

より強大な力が必要となる

汝の望む力が大きくなる程

汝の払うべき対価というものは跳ねあがる

汝はそれでもなお 力を必要とするのだろうか






 あ、最後に、この子、なんと、婚約者がいます(爆弾発言)。もうそれはそれは仲が良いし、昔からの幼馴染みというかお隣さんです。家柄も結構なんですよね。まじお嬢様。おっと、これ以上は私の口からは言えません。ごめんね。というわけで次いこうか。

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