第2話
―――そして今に至る
あれから悪役令嬢、ライシア・ブリジットは俺をひたすら構いようやく自由時間を手に入れられたのだ
勿論今は『ブリジット』と書かれた首輪を魔法でアレンジしてお洒落に見えるよう変え、服装は黒いローブに銀色の装飾が付いた魔術師が着るような服で10歳程の姿で髪をポニーテールにして町をブラブラしている
でも凄いよねぇ
流石ゲームでも人気ナンバーワンなだけあってどんな服きても似合うわ
でも問題があって本物のルシフェラーゼの人格と同化した事で俺自身が好き勝手に行動できるわけではなく、何とか口調は平均六文字、そしてナンパなど出来ないのだ
元のルシフェラーゼが無口でナンパなどしたくないらしくそれはどうしようも出来なかった
最近は町に行くと女子が大群になって追いかけてくるので石垣や屋根の上なので潜んでいる
んん?あれは......女の子が虐められている
俺が屋根から路地裏を除くと見るからに高貴そうな女の子が強盗に寄り付かれていた
よし、助けるか!
俺は軽々とした足取りでギリギリまで忍び寄り呪文を唱える
「『消えろ』」
「え?」
後に残ったのは俺と少女だけ
強盗は跡形もなく灰になった
ふう、スッキリした
あれ?この顔見たことあるぞ......
まってこの子は..........ラブキュンの悪役、リリア・フィルシュタインだ!
だってこの金髪緑目の超絶美少女は間違いようがない!
まあラブキュンのキャラは『顔面偏差値が高い=登場人物』だもんな
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