第3話 日本人と太極拳

日本人であれば、この太極拳というものを、道として学ぶことのできる者が100人に一人くらいはいるかもしれない。中国人とは違う事情ではあるが、日本人(日本土着の縄文人)には中国人と同じように濃い血が流れているからです。

3,500年前の中国では、既にその時点で1,600もの種族が存在し、21世紀の今日に至るまでの長くて困難な「戦争という社会の闘争」と「個人における内なる闘争」によって、「中国人」という純粋ブランドが磨き上げられてきた(中国では230万年前の人の化石が発見されるくらいですから、3,500年前の時点で、人間としてはかなり成熟していたということです)。


私たち日本人の場合、1万年以上も前から雨(湿気)が多く・地震の多い地域(島)であったという地理的な特性上、地震の少ない安定した気候風土の大陸・半島からわざわざ移住してくる物好きはおらず、その結果、原始日本人(縄文人)という濃縮度が高い民族として生きてこれた。「戦争という社会の闘争」も「個人における内なる闘争」もなかったので、いわば1万年ものあいだ平和ボケしてきたといえるでしょう。

その為、半島から来た天皇一族によって簡単に征服され、現在に至るまでその政治的支配を受けてきましたが、それ故にこそ、自分の魂のルーツを見つけ易い。

なんとなれば、一般の日本人と、天皇という外来種の血が混ざったのは、つい最近のことであり(1958年の皇太子・明仁と正田 美智子(しょうだ みちこ)さんの結婚)、彼ら天皇・貴族の血と私たち縄文人の血が混ざり合うことはなかったのですから。

「100人に一人」というのは、現代ではスマホを中心とした外来種政府やマスコミによって、日中戦争・太平洋戦争時代と同じかそれ以上の洗脳を受けているので、いくら善い人に就いて太極拳という魂への道を学んでも無駄、という人間が殆どであろう、という私の考えです。

先日、東京へ行き、街を歩き電車に乗り、9割の人たちがマスクをしているのを見て「マスクをしない1割の人も、何らかの情報に押し流されているに過ぎず、本当に信念を持ってマスクをしていないのは1%くらい」と感じました。

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