第3話 保育園恋愛事情・大絶好調

保育園で遠足があった。9月頃だったと思う。保育園から近かった為か、東山動物園に遠足に行くことになった。僕はこの頃好きな子がいた。『加藤 桃』僕はこの人に恋をしていた。ただ顔が可愛いだけでなく、性格も良くて、八方美人。何もかも完璧だった。僕は桃のそんなかっこいい所に惚れた。そして遠足当日、動物園まではバスで行くことになり、バスに乗車した。バスの隣の席はなんと憧れの加藤桃だった。僕は思わず声を出した。「いぇい」声が大きすぎたせいか、辺りが静まりかえった。まぁ、とにかくあの憧れの桃の隣になった。よし、楽しもうと思った。

そしたら桃から衝撃の言葉が発された。

「ねえ、秀明くん。好き♡」僕は思わず口をがっぽりと開いたそして数秒間沈黙の時間が続き、1言目に「えっ?」という言葉だけを発した。彼女が本気なのか、僕をからかっただけなのか、真相は分からない。

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クロノシス・パラレルライフ りっk@ @rilli

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