第2話 保育園ハプニングライフ

保育園に通って2年の年月がたった頃、僕は危機に直面した。本日の授業はプール。この頃なんて男女の着替えの部屋なんて区別もされず、同じところで着替えていた。僕はそう考えていると、その時が訪れた。目の前には裸の少女がいるではないか、今思い返すと犯罪だ。その頃は物心がつき始めた頃。僕は思わず声を出した「え?」そりゃ声も出るでしょ。目の前に着替え中の、そして裸の同級生がいるのだもの。例え人生1周目でも、2周目でも何百周目でも、これは驚くだろう。

そしてプールの時、僕は疑問に思った。「あれ、何か浮いているな?」と思い、思わず近づいた。なんとアブラゼミが浮いていた。僕は先生に「秀明くん、お願い」と猫なで声で言われ取った。そして近くのクヌギの木に戻してあげた。先生には安心した顔が見られたを僕はよかったと思う。自分の行いは正しかったと自分を肯定した。

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