第5話 弱気ちゃんの放課後

今日は疲れてた、、、


なんでかって?それは学生や社会人が1番疲れるであろう1週間の真ん中、水曜日の放課後だからだ。


「ただいま〜」


「姉貴、おかえりー」


私を出迎えたのは、私の2歳下の「灯」とかいう生意気な弟。


私とは真反対なタイプの名前だ、、、と思った人がいるかもしれないから言っておこう、私の両親は私と同じように意思が弱気でその場の気分で名前を決めるらしい。


だからってなんで私弱気なの!?


「姉ちゃーんじゃあ俺遊んでくるわァ」


「りょーかい」


弟が手を振りながら家の扉を閉める。


弟がいなくなり、親達が帰ってくるまでまだ1時間ぐらいある、、、つまり!!!


「ここから1時間は自由だァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」


あまりの嬉しさに私はベットの上で小さいジャンプをし、改めて自由の大切さをしった。

しかし、何をしようか全く考えていなかった。


「うーん、、、」


「ラーイン♪」


弟から1件のLINEが来ていた。


それは「姉ちゃん、俺彼女できたわ、、、」という衝撃的な内容だった。あまりの驚きに私はコーヒーを吹き出してしまった。


私は焦りながら「は????」と返す

そしたら即弟から彼女とのツーショット写真が送られてきた。

あまりの驚きに私は1分ほど何も考えることが出来なくなった。


弟、私よりも早くリア充に泣

私は怒りよりも自分の方が年齢が上なのに、恋愛経験ゼロなのがとても悔しい。


決めた私は親に「美容院の金だしてください」と言い自分を自分で帰るために努力することを決意した。












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