第4話 弱気ちゃんの初めての恋
私には、最近気になる人ができた。
それは、同じクラスの田口くんだ。彼は、サッカー部のエースで顔も性格もよく、頭も悪くは無い、、、
これこそ私が求めていた彼氏、、、どうにかしてでも、あの人の彼女になりたい!
と思っていた、しかしとても私には無理そうだ。
〜昼休みクラスににて〜
「え!?弱気気になる人できたの!?」
「ちょっと琴葉声でかいって!!!」
「すまんすまん笑あまりにおどろいちゃって」
「で、誰なのぉ?」
琴葉は無邪気な青年のような目つきで、私に期待の目を向けていた。
「t、田口くん、、、」
「えぇぇぇええええ!?!?!?!?!?」
「ちょ!お前黙れよ!」
あまりにも琴葉が大声で反応するため、私は顔を赤くしながら慌てて注意した。
そこで琴葉にひとつの疑問ができたらしい。
「なんで好きになったん?」
「え…」
急に真顔になり私の顔をじーっと見つめてきた。
「そ、それは」
「「かっこいいから!!!!!!!!!!!!」」
「ちょ、お前声でかくね!?」
答えることに集中しすぎて、私はいつもの10倍近くの声で叫んでしまった。
もちろんクラスメイトの視線が私に集まる。
「弱気?どうしたん、、、」
「だれ?誰がかっこいいんや!?」
「え、え、、、」
仲のいい女子たちがいっせいに押しかけてきた。あまりのパニックで私は倒れてしまい、琴葉によると放課後まで寝ていたらしい。
今日、私はあることを決心した、恋バナはLINEで話そうと。
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