第9話
犯人は14歳の少年2人。平日の朝7時台、夫はすでに会社へ向かっており、Aは台所で息子が幼稚園で食べるお弁当を用意するのと平行して脱衣所に行き、洗濯機を回していた。その時、息子は日課にしていた自宅の庭にある花壇へ、水やりの手伝いを一人でしていた。
そこに登校途中の少年2人が通る。2人はその子を見つけて、敷地の外から気づかれないようにその子に向かって石投げ遊びをしていたところ、少年の一人が投げたレンガが頭部に命中。Aの息子は地面に倒れる。数分が経ち、息子を呼んでも返事がないことに異変を感じてAが庭に出ると、少年2人が駆け寄ってきて助けを求められる。変質者がいて子供が襲われたと2人は嘘をつき、他の人を呼んでくると言って、レンガを隠し入れた鞄を持ってそのまま姿を消した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます