-3お迎えがきました

地下迷宮「深淵の森」78階

ここは私のフロアー、本来「侵入者」を排除するのが仕事なのだが、ここの「フロアーマスター」の座を奪ってから、その「仕事」はない。たまに・・・挑戦者がいるくらい‥暇だ。

蜘系の最終形態「アラ・クネ」に進化した勢いで挑戦したら「まさかの圧勝」、

79階にチャレンジ!‥マスターに止められた。解せんw

マスターは絶対!マスターの為なら例え「火の中水の中」何でもいきます!

それから50年、連絡ください。

「まーちゃん、元気~」マスターだ、涙が出る。

「ちょっと、お使いお願い」。あれだ、お願いという命令だ。

「入口近くの竹林まで、お迎えに行って来てぇ」

「行ったらわかるから、くれぐれもよろしくね~」

念話は切れた。一方的に。

お話したかったけどw、けど、けど忘れられてないだけいいかぁ

ちょっと待って、一人で迎えに行くって無理じゃね、人見しりだし、

自分いま下半身「蜘」、上半身「はだかの女の子」おっぱい丸出し、だしw

そうだ!ダークウルフ連れて行こう!

あとは「隠密」と「気配遮断」、「無音」も付けとこう。うん完璧。


地上の空気は久しぶり^^、シャバに出たぜ!って感覚

けど、時間もないし、とっとと用事終わらせよう。

近くの竹林‥‥ゲッ!あれ!かなりヤバイ、なんかいる。

距離的には10kmくらいあるけど、はっきりわかる。

うん、急ごう!

‥こういう時って、じゃま入るよね。

目立ちたくない(大騒ぎになる)から、ここはダークウルフに任せよう。

‥負けた。

暗器(吹き矢)で「プッ」っと、よし、当たった^^

‥逃げられた。ダメじゃんw

追いかけるの苦手w、逃げるのは得意なんだけどねっ!ププッ

「ターゲット」と「目標」が接触。

「ターゲット」消失しちゃったw。なるよねぇ

‥待って、もしかして私も消される?

‥なんか、静かになっちゃった。


「お、お迎えにまいりました」‥反応がない。


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