ー2いきなり?
竹が光っている。いや、一節が輝いている。
こんな経験はない。話を聞いたこともない。
神秘的な光に魅せられるが危険センサーはMaxだ。
上位魔物の卵か、神器の類か、
もはや満身創痍‥戦いになれば死ぬだろう‥
「ままよ」渾身の一刀!
一層の輝きの後で、光は鎮まる
「さあ、なにがでてくる?」緊張汗‥‥
‥‥「赤ちゃん?」‥
私を見て、‥‥笑った。そうして私に幼い両手を伸ばした
剣を手放し、その手を伸ばした。
その時、幼子の両手が輝いた‥‥
ビビったw~、一瞬にして目の前がひらけた。
しかも、血だらけで泥だらけの鬼気迫った感たっぷりの女性騎士が剣を構え、臨戦態勢でこっちを見ている。どうしようw
おそらく、その手に持つ剣で私の居た筒をぶった切ったのだろう。
なぜか、身体は切れてない。水は抜けちゃったが、呼吸はできた。
今できることといえば、‥ない。
あっそうだ、「赤ちゃんスマイル」‥どうだ!
引かれてる?あとは‥そうだ!スキル!
両手を伸ばし「生と死の道標」を発動!効果不明だが‥
大きな光のバルーン状のものが、女性騎士を包み込む。そして彼女は消えた。
光に包まれた中で、「至福感」で満たされた。
「人生の満足感」「両親への感謝」「パーティーとの出会い」
暖かい感情が心を満たしていく、女として初めての「幸せに抱かれる」感覚。
涙がとめどなく溢れ、私は消えていく。
‥消えた、正確には「粒子となって霧散」やがて、1つに纏まり圧縮されていく。
残されたのは「光る小さな米粒」
ふわりと俺の
‥殺しちゃった?
ドクン‥ドクン‥ドクン‥
身体が熱い、力が漲る、そうして気を失った‥
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