第1章ー1 サリナス星

しくじったw油断してたと言い訳しかでてこない。

簡単な依頼だった、「村長の伝言を領主へ」ただそれだけ‥

身体強化をつかえば3時間、往復6時間、ちょっとしたバイト感覚だった。

馬車道で、魔物被害も聞いたことがない。危険度も低いのでパーティも組んでいなかった。

帰り道「ダークウルフ3匹」珍しいな、こんなところでと、冷静に対処

危険度Cだが「女傑の末裔」である私は余裕だった。

2匹目から返す刃を3匹目、「ふうぅ」

「いてっ」‥左肘裏に‥針?

「毒」と直感した。左肩から切り落とし、止血魔法と身体強化魔法!

振り返らず、そのまま逃げた。

追手はない‥が、ここはどこだ。意識がやばい、出血か毒かわからないが。

このままでは‥「こんなところで」と呟いた。

目前に竹林‥水分補給ができる‥「あれはなんだ?」


意識復活!‥ここはどこだ?

明るいが狭い筒の中、しかも水の中のようだ。

身体はある‥が、赤ちゃんだ。

クローン試験のガラス管?

透明ではないことから、ガラスではない。

呼吸はできないが苦しくない、温かく居心地はいい。そう、まるで子宮に居るかのようだ

身動きは‥うんできない。

赤子って見えるんだ。へえぇ~

記憶の確認、安田光一46歳・独身・男性・転生者・何か役目を持つ者

こんなもんか、ここはたしか「サリナス星」だったっけ

あ、魔力世界とか言ってたな。

前世?で「ラノベ」よく読んだもんだ。知識はそれでいいのか?

まず、「ステータス オープン」だったっけ?あ、開いた


ネーム なし  0歳

HP 1/30000

MP 1/30000

SP 1/30000 

魔法 火Lv1・水Lv1・土Lv1・風Lv1・闇Lv3・空間Lv1・時Lv1

スキル 「生と死の道標」「スキャン」「マップ」

称号 月神の使徒


そうか、あの方は「月神」だったのか~

次は、‥「マップ」オープン!

自分の場所は「青点」目の前に「赤点」、‥これって、やばい?  

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る