あなたいないなら死ぬのがいいわ

猫又

「現代編」第一話私の彼

??「おはようございます!今日も一日よろしくお願いします!。」と一人の女性社員が元気よく挨拶をしている。すると同じ会社の社員も挨拶を返すここは商事会社の事務所そして元気よく挨拶している彼女の名前は如月妖夢ここ社員で営業部として働いている。

上司「如月君この前のプレゼン素晴らしいかったよおかげで無事に取引成立だ!まだ若いのに凄いよ」と妖夢を褒めている上司。

妖夢「いえいえこれからもバンバン契約を取れるように頑張りますよ!」と笑顔で答える。

男性社員「如月さん凄いよな俺らより後から入社したのにあんなに成績伸ばして」「しかも可愛いし性格も良い」「あんな人と結婚したいな」と雑談して話している男性社員達、そして仕事が始まり騒がしくなって来る。

お昼になり妖夢は昼食の準備をすると。

女性社員「妖夢一緒にご飯食べようよ」と同僚の社員に誘われている。

妖夢「うん分かった今行くね」と返事する。二人は会社の食堂に行き食事をしている。

女性社員A「そういえば妖夢って彼氏いるの?」と聞くと妖夢は

妖夢「うんいるよ」と照れくさそうに答えた。そのまま妖夢の恋人の話しになりお昼が終わる。

そして妖夢は9時半に仕事を終えて家に帰る。妖夢はとても嬉しそうに家に帰る。

妖夢「今日たまたま運よく限定ケーキ買えてラッキー!月夜くんも喜んでくれるよね!」とウキウキな妖夢とても社会人には見ない陽気。

妖夢はマンションのエレベーターに乗り家の鍵を開けて家に入りリビングに向かうと空き缶が転がっており酒を飲んでいる一人の男がいた。

妖夢「もう月夜くんまたこんなにお酒飲んで少しは控えてね!」と注意すると男は妖夢に向かって空き缶を投げて怒った。

月夜「うるせぇお前には関係ないだろこのクソ女!」と怒鳴る

妖夢「関係なくないよ!私は月夜くんが心配で…」と少し落ち込む。

月夜「黙れいちいち俺に話しかけんな」と寝室に行こうとすると

妖夢「待ってたまには一緒にケーキとか食べよ?ケーキが嫌なら映画とゲームでもいいからさ」と月夜を引き留めるが月夜は無視して閉じこもる、妖夢にとってはこれが普段の日常だ。

妖夢は買って来たケーキを食べ始めると妖夢は少し涙目になっているそう妖夢は二人分のケーキを一人で食べている妖夢は月夜と一緒に食べたかったが思い通りには行かなかった。

妖夢は風呂に入り寝室に入る同じタイミングで月夜はリビングに向かう月夜は出来る限り妖夢から距離を取ろうとしている。

妖夢はそのまま一人でベットで横になりスマホを見ているスマホの画面には二人の中学生くらいの男女二人が写っていた。

妖夢「懐かしいな…あの頃の月夜くんは…」と言い眠りにつく。

朝妖夢は起きてリビングに向かい朝ご飯の用意をして朝食を食べるそして月夜の分をラップしてテーブルの上に置いて置く。

上司「如月くん今日は飲みに行かないかい?」と妖夢は飲み会に誘われたが妖夢は、

妖夢「すいません家に恋人がいるので…」と断るが、

上司「たまにはそう言う付き合いも大事だぞもしかして恋人は束縛するような人なのか?」

妖夢「いえそんな束縛とかそういうのはされてません」と答える。

上司「出来る限り早く帰れるようにするからさ」と妖夢の肩に手を置く。

そして定時になり営業部の社員たちは近くの居酒屋で飲み会をしている。

同僚「妖夢どうしたのよほら唐揚げあなたこれ好きでしょ?」と妖夢に唐揚げを勧める。

妖夢「あ、ありがとうね」とそのまま8時に時間が回り妖夢は家に急いで帰った。

妖夢「月夜くんお仕事終わったよー」

月夜「…………」

妖夢が帰っても返事はなく月夜は部屋の中でずっとゲームをしている。

妖夢はご飯を作り月夜の部屋に持っていくが月夜は全く食べない。

妖夢「また……全然食べてないね……はいあーんして……」

月夜「……」

妖夢は月夜に食べさせようとするが全く口を開けず無視される。

妖夢「ねえ月夜くん私はもう気にしてないからさ元気出してよ……」

月夜「うるせえ!!」

月夜はいきなり怒鳴り妖夢の手を叩く、そして妖夢の胸ぐらを掴んでベットに押しつける。

月夜「なんでいつも毎日俺に話しかける!触れる!見捨てないんだ!」

妖夢「そっそれは好きだし……心配だし……」

月夜「俺はお前の事が嫌いだ!大っ嫌いだ!どけよ!」

妖夢「うぅ…」と妖夢は涙目になる

月夜「なんでお前みたいな奴が、お前みたいなやつが」と呟く月夜は妖夢を離して寝室に向かった。

次の日妖夢はいつもより元気がないまま仕事に向かった。するとお昼会社の同僚に声をかけられた。

同僚「妖夢大丈夫?元気ないけど…」と妖夢を心配している。

妖夢「あ、うん大丈夫だよ全然!」

同僚「妖夢もしかして彼氏さんにDVされてる?」と言われた妖夢は驚く。

妖夢「そんなことされてないよ!」と必死に抵抗した。

同僚「だって頬少し腫れてるよ目も」と指摘された。

同僚「もうそんな彼氏さんと別れたほうがいいよ」と妖夢にアドバイスをするが妖夢は必死に拒否をした。

同僚「ねえ妖夢なんでそんなに彼氏さんがいいの?」

妖夢「月夜くんと出会ったのは中学2年の10月の時だった、私は彼に会うまでは過酷な人生だった…話すと長いけど私実はいじめられていたの…」

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