12.101空
木々が眠る朝焼けに
ふとした想いを馳せた
意味のない心が動き出す
得意げに笑う
私の心臓
嫌気が差す前に
君の奥へ差し込んでみようか
いいさ きっと
それでも世界が崩れるなら
悲しみも憎しみも
足元の隙間に入り込んで
私の心がぱらぱらと舞い揺れる
叶わない夢を信じない理由はないの?
悲しみたくはないと
頭を振ってみたけど
世界を恨んだ私の瞳が
意味のない心を研ぎ澄まし
世界を変えていくemotion
人が笑う幻想に
ふとした言葉をかけた
意味のある心が騒ぎ出す
寂しげに怒る
私の心臓
寒気がする前に
君の心奪ってみせようか
そうさ きっと
それから生まれる世界がある
寂しさも愛しさも
足元の隙間に流れ込んで
私の心がばらばらと崩れ落ちる
届かない空を見つめない理由はあるの?
失いたくはないと
頭を上げてみたけど
世界を憎んだ私の瞳が
意味を持った心を削り取り
世界を壊していくemotion
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