第三十五話
すると
『タタタタタッ、タタタタタッ……』
発砲音がした方向を見ると、
すると急に、動きが
くっ、川の中だから流れに押されて、動きが鈍いのか……。すると敵キャラは、俺のキャラに近づいてきた。
『タタタタタッ、タタタタタッ……』
くっ、マズい! 敵キャラは川の中で動きが鈍い、俺のキャラを
『ドパアン! ドパアン!』
そして敵キャラは、のけぞった。ライフが一つ、減ったのだ。ショットガンを
『ドウ、ドウ、ドウ、ドウ、ドウ……』
すると再び敵キャラは、のけぞった。俺のキャラと建太のキャラに
だがこの敵キャラは、建太のキャラが倒した。逃げる敵キャラを建太のキャラが追っていて、攻撃をしたのだ。敵キャラは攻撃をかわすためにジグザグに逃げていたが、建太のキャラはそれに
俺は死を
「やるじゃねえか、建太。あの敵キャラに逃げられていたら、やっかいなことになっていたかも知れねえ……」
すると建太は、
「お前となら、このゲームで生き残れるかもしれないと思った……。だから俺も、必死になってみた。それだけだ……」
「ふん、そうかよ。まあいい。ドンドン行くぞ!」
すると遠くに、キャラが現れた。一瞬、敵キャラか?! と
「伊留美、彩華さん、景和! 良かった、
すると伊留美が、答えた。
「まあね。あんたたちも無事とはね……」
伊留美の話によると、ゲームが開始されてショットガンを持った敵キャラ一人を倒して、彩華さんと景和のキャラと合流した。それからマシンガンを持った敵キャラ二人を、倒したそうだ。俺もショットガンを持った敵キャラ一人とマシンガンを持った敵キャラ一人を倒したと告げると、伊留美は
「ちっ、また六人全員を倒したらもらえる特別ボーナスの百万円は、おあずけか……」
俺は、伊留美はいつも通りだなと
俺は、俺のキャラを
「
ボスキャラと聞いて皆のキャラは、その場から離れた。すると今まで聞いたことが無い、大きな発砲音がした。
『ドコオーン……』
そして、『れる』の
「さあ、ボスキャラの登場でーす! ボスキャラの武器は、バズーカ
くっ、やはりボスキャラが肩に担いでいたのは、バズーカ砲か。しかも攻撃に当たると、ライフが一気に三つ減るだと?! ダメだ。そんな攻撃を喰らっていたら俺たち全員、死んじまう!
俺たちは『れる』の説明を聞いて、バズーカ砲を
そう考えていると、俺は気づいた。そうか! ボスキャラも、慎重になっているんだ! なぜならバズーカ砲の弾数は、20発だからだ。二十回攻撃すれば、
だが、どうする? どうやって強力すぎる武器を持っている、ボスキャラを倒す? 俺は思わず、伊留美に聞いた。
「くっ、ど、どうする、伊留美……」
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