閑話 成実、武将様を読む。side伊勢成実
ある『…くっ…こんな冷たい雨の日は古傷が疼きやがる…
こうゆう日に現れるのさ…
もっとやっていけ…
※やや性的な表現があります。
☆ ☆ ☆
少し遡った体育祭頃のお話し。
とわわんちで体育祭の応援衣装の仕上げしてたの!
ふりふり付けて、縁の部分を綺麗に仕上げてあたしはご満悦!
『おわったー!これ以上いじるとこは無いねー!』
『なるみんお疲れ様♪』
休日だから終わればとわわんとお話しして、ゴロゴロして、おやつ摘んで女子トーク。
とわわんは黙ってれば超絶美少女であたしが知ってる限り香椎玲奈とタメはれるほどの見た目。
目力強く肌は驚くほど肌理細かく白い。
髪は黒々と艶々して体型はめっちゃ細い!でも女の子らしい凹凸はあって…
あたしもこんな風だったらなぁ…ってコンプレックスを刺激されるキラキラ女子。
※永遠は健康的で何処触っても柔らかくてハリがあり、神のバストを持つ成実を羨ましく思ってる。
…そんなキラキラ女子が…!
『それでね!承次郎くんって武将なの!
…まぁ戦国時代を元にしたラブロマンスエッロなんだけど…!
とにかく!良いの!
永奈姫と結ばれて!ラブラブえっちして!
愛されて愛されてどんどん愛と快楽に溺れて!夢中になって!』
東光高校1の美少女が…並々ならぬ熱意で推して来たのは…その…えっちぃ小説…。よだれ拭きなよ…。
あたしだってそりゃ女の子だし少女マンガ結構読んだし、中には際どいモノからエッロいモノまで色々読んだよ。
承の話ししてて…最近ぼんやりしてるねー?って話しから恥ずかしそうに永遠が本棚から取り出して来たのが、
『武将様に溺愛されて〜無骨だけど真っすぐな漢は絶倫で一晩中…〜』
永遠が必死に訴えるの!
『ほんっと!姫目線なんだけど…竿役が承くんみたいな武将で!すっごいの!』
(><)
『竿役っていうなし…。』
『それで!承次郎の大きなぴー!が永奈を貫いて!
知ってた?なるみん?男の人って好きな娘が魅力的なら一晩中!絶倫で!何度でも!
…具体的には一晩中10回とか…出来ちゃうらしいよ…?
私…!後ろから強引にぴー!なシーンがめっちゃ興奮したよ!』
好きなモノを他人に薦める…わかる。
エロいものを他人に薦める…勇気が要るよね…。
好きなエロいシーンを力説する…無いわぁ…。
暫定でも東光1番の美少女が顔を赤らめて力説!
これだけで目白くんを始め永遠のファンならメロメロになっちゃう光景…。
『ぴー!でぴー!なシチュで永奈が自分から承次郎のぴー!をぴー!し出して!漲ってきた!
恥辱…これこそ恥辱だよぉ!』
ぴー!多く無い?
『…望ちゃんみたいになってんじゃん…。』
とわわんは帰る私にどうしても読んで!
布教用だから新品だし未使用!って目をキラキラさせて私の胸の谷間に文庫本を捩じ込んだ…。
…谷間に挟むなし…。
☆ ☆ ☆
…家へ帰って気になるけど夜まで我慢して…本を読み始める…。
本当に承みたい…。
まっすぐで熱くて無鉄砲。
でも好きな姫の為なら命を投げ出し結果を出す。
…承…次郎…。
名前もよくない!もろにあたしの好きな男の子の名前と被ってるんだ。
…赤城アンネ先生…偶然にしては出来すぎ!
承次郎は大手柄!褒美に永奈姫を望む。
永奈姫と幼き日に面識あった承次郎は…永奈に愛を囁きながら肉欲の日々をおくる…!
初々しい初夜から男の子の欲望的な情熱を向けられ…受け入れていく永奈姫。
…侍女のなるに…性的なことを質問したり、色々準備したり。
戸惑う永奈に情熱的にせまる承次郎!
…いいな…
承…次郎が情熱的に迫るシーン…それを恥ずかしそうに…段々受け入れて…求めるようになっていく永奈…。
本当の意味でふたりが結ばれたシーン。
お互いに貪り合いながら快楽に溺れてお互いしか見ない濃厚なラブシーン…あ、
とわわんがハマるのわかるっ!
『…あ…ん…♡』
自分で触っちゃうと…もっと大きくなるんじゃ無いかって…自制してるけど…
あたしは胸がめっちゃ弱い…。
永奈が胸を乱暴に弄られるシーン…。
いいなぁ…。
『…ん…ふぁ…あぁん…♡』
永遠に借りた本で致しちゃったって…明日言うの?
でも指は止まらない…!
いつも想像している…承のイメージに承次郎くんが具体的な描写で肉付けする…!
想像力で…補う分…文字ってすごい…♡
『…承…うん♡…ダメ♡…
あっあっ♡
…ひゃうん♡』
☆ ☆ ☆
あたしは罪悪感と虚無感と脳をやられる感覚賢者タイムに参っていた。
『めっちゃサカっちゃったよぅ…。』
…でもさ?ヒロインが…なんか香椎玲奈ととわわんを足して香椎玲奈成分強めな気がするし?
※赤城アンネ先生が考えた末に健康優良児でパワー型の玲奈そのままだとお姫様の儚さとか消極的な感じが出ない為設定をいじりました。
☆ ☆ ☆
例
玲奈姫だったら。
玲奈『承次郎くん!いいよ…来て…♡
大丈夫!怖く無いよ!』
…多分玲奈姫がリードしちゃうw
☆ ☆ ☆
…承次郎がすっごく承と被る。
名前も性格もひたむきに好きな女の子の為に全て投げ打つところとか。
『…でも…脳が破壊されちゃうよぅ!
なんで…承が違う女の子とヤッてる描写がこんなに!
興奮と虚無を…!』
伊勢成実、興奮と罪悪感と脳破壊でちょっとおかしくなる(笑)
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