閑話 優奈さんと洋介くん
ちょっと残業入って今日は本編おやすみです。
ごめんね!
太泉洋さんの声で想像してもらえると(笑)
☆ ☆ ☆
香椎優奈、大学2年生の20歳。玲奈の3個上のお姉さん。
くっきりした目鼻立ちの美貌で町内では有名な才媛。
告白された人数は数えきれないほど…。
玲奈を大人っぽくしてセクシーにしたような美貌はさらに磨かれている。
さて、玲奈に起こされて無理矢理車を出させられた日曜日。
彼女はクタクタ。
仕事が執筆が出張が大学の講義など時間はいくらあっても足りない!
溺愛する妹の頼みで車は出したけど…
折角だから夏の終わりだけど砂浜パラソル立てて、ソファーでごろん。
松方新二に挨拶だけして午前は寝て過ごすって決めちゃった!
玲奈は向こうで承くんを詰めている…。
??『…香椎さん…だよね?
僕覚えている?』
優奈はサングラスを外して寝そべりながらその男の顔を見る。
優奈『…ここまで出てる…。』
嘘である。
全く出てこない。
特徴的な天パには見覚えがあるのだが…?
彼は斉藤洋介。
宏介の3つ上の兄。
都内の大学に通う優奈の同級生だった男である。
天然パーマと太泉洋さんに寄せた言動で承や宏介に武将を教えた男。
洋介『僕!同級生の!』
優奈は勢いよく起き上がる。
ママ似の爆乳がたゆんって揺れて洋介は目を奪われる。
優奈はあー!って素っ頓狂な声を出す!
頭脳には自信があるお嬢さんだよ!
優奈『佐藤…!』
洋介『ちがう!』
優奈『…斉藤?』
洋介は中3時に優奈に告白している!
…歯牙にもかけられずに撃沈しているが…!
優奈は顔をパッと輝かせ…
優奈『斉藤…宏介!』
洋介『それは弟!!』
優奈はゲラゲラ笑いながら、
優奈『…斉藤…宗介?』
洋介『…近いけど違う…!』
優奈『…斉藤宗介ノ介?』
洋介『なぜ足す?』
優奈は笑いながら、
優奈『ごめんごめん、洋介くんだよね。久しぶり中学以来だね?』
洋介『…高校お互いにターミナル駅だったからまあまあ会ってるんだぞぉ。』
洋介くんは太泉さんに寄せてぼやく。
優奈『ごめんごめん、最近見ないね?何してんの?』
洋介『都内の大学に通いながら…猫に仕えてる。』
優奈『猫に?うける!』
猫に仕えるってワードに食いつく優奈。
洋介はこれ幸いと距離を詰めようとしたけど、話終わると優奈はぐうぐう寝始める。
☆ ☆ ☆
洋介『…ってワケ。
香椎優奈は僕の代じゃ伝説的な憧れの女子で…』
帰りの車内で弟の宏介に憧れの女の子と話せた!って語る。
宏介『…妹の香椎玲奈もそんな感じだったよ。
…承とずっと付き合いそうで付き合わないって感じでもうかれこれ数年。』
洋介はびっくり!
洋介『はぁ?!あの承くんが?
…あんな高めの女の子と?!
…苦労するぞぅ…。』
宏介『…してるよ。』
洋介『…あのぽややんとした素直な男の子が…香椎優奈の妹を…。
あの猛獣があんなに可愛くなってて…!』
洋介、立花兄妹の変わりように驚きを隠せない…!
思いついた様に、
洋介『お前あの猛獣を嫁に貰えば親友の承くんと義兄弟になれるぞ?』
宏介『…兄貴何言ってんの?』
洋介のアイディアは流された。
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