第388話 BSS?NTR?

※若干性的な表現があります。

※承くんの悪夢です。そんな事は起こっていません。

※※《《NTR要素のある悪夢です、まったくのフィクションです。

苦手な方は飛ばしてください!!》》



…あぁ、またこんな夢だ…。

夢現の俺はぼんやりこれが夢だってわかる。

わかるけど動けない。

目の前での光景を見たく無いのに見てしまう…。



玲奈『…ダメ…見ないで…。』


俺の真正面には清楚な白いワンピースを来た玲奈さん…。

上気した玲奈さんが俺から目を逸らす…。


後ろにはこないだ会ったあの男…

あの男が後ろから玲奈さんを抱きしめて服の中に手を入れている…。

※ショック強すぎて名前覚えていません。


玲奈『…んっ…ダメ…ダメだよぉ…承くんが見てる…』


男『見せつけてやれば良いじゃん!』


恥じらう玲奈さんとにやにやする男…。

玲奈さんはだんだん服がズレて行って…白い肌がどんどん露わになっていく…。

男はニヤニヤゲヘゲヘしながら玲奈さんを撫でくりまわす。

玲奈さんは恥ずかしそうに瞳を潤ませながら見ないでって懇願するけどえっろいDVDで聞いた声が玲奈さんの口から聞こえる…。



玲奈『…あぁん!だめぇ…せめて…家に帰ってからぁ…♡』


ついに玲奈さんが蕩けるような声色で喘ぎに似た息も絶え絶えっていう状態で懇願する。



(…そうだよな…婚約者なんだもん…家に帰ってゆっくりヤるんだ…。

そりゃそうだ。玲奈さんみたいな魅力的な女の子に手を出さないはずがない。

だってあんなに可愛いんだぜ?7月に婚約したなら…きっと…』



男は本当にゲスな面持ちで最低な男に見えた。

俺に向かって玲奈さんといつキスしたとか初体験の動画を見るか?とか毎日の性活を聞きたくない俺にベラベラ喋ってくる。


玲奈さんは…目を逸らして一切俺を見ない。


でも、男の手は止まらない。

玲奈さんの鳴き声って言った方がいい声はどんどん切なそうになっていく。

身体もビクンビクンしている。



男『玲奈。

こいつになんか言ってやれよ?かわいそうだろ?』


男はまたゲヘヘって笑うと、


男『こんな世界一可愛い女子高生の玲奈だって婚約、結婚すればよ?妄想したようなえっろいこと好き放題♪

おい、玲奈教えてやれば?』



玲奈さんは瞳を潤ませ、頬を上気させいつもの清楚な面持ちと全然違う表情。

すっごいえっろい顔で頷く、そして媚びるように…半開きの唇を開き…



(聞きたくない!やめて!)




玲奈『女子高生は幼妻〜恥辱の家族計画〜好評発売中♡』



☆ ☆ ☆


『うわ!』


俺は飛び起きる!

…とわんこぉ…変なえっちい円盤のタイトル連呼するから夢にまで出て来た…!

大体恥辱恥辱って恥辱って一体なんなんだよ!

生まれてこのかた恥辱って言葉をとわんこ以外の口から聞いた事無いわ!

…あと鬼の哭く街カサンドラ…どんな内容なんだ…?説明だけ聞きたい。


☆ ☆ ☆


夢…わかってたのに…。

俺最近こんな夢ばっかり見るんだ。

自分の心の浅ましさ、汚さ、小ささ。

そしてあんな清楚で清らかな玲奈さんを俺はそんな目で…!

※承は玲奈を世界一清らかな少女と思っています。



…でも、そうなんだよな…

婚約してる…もうだいぶ前から…きっと…そうゆう事だって…。

胸が痛いのに…俺…恥ずかしいけどバッキバキ…。


でも幸い俺はコレを玲奈さんの悪夢でなんとかした事は無い。

なぜなら…


望『兄ちゃん?起きた?超うなされてたよ?

ふふー!』


『…その笑い方止めろ…。』


妹の望が同室なんじゃ…。

年頃の兄妹が同部屋はどうなんだ?って一度家族会議的なもので話し出たけど、


望『別に問題なく無い?あたしは別に大丈夫だけど。』

※わかっていません。


望…いつまで経っても…甘えん坊…!

そこが愛い奴なんだけど…

お兄ちゃんにも男性特有の生理現象があってだな…


望『そうだ!聞いて!』


望が俺のベッドに腰掛けていよいよ明日に迫る修学旅行の話しをフッて来る。

楽しみだよな?わかる。

…俺も楽しかったもん…初めて手を繋いで名前呼びしたっけなぁ…

やべ、涙出そう。


京都の話しで盛り上がるころには…



ひー『ぼくもなかまにいれてー!』


ひーちゃんが入って来て兄ちゃんのベッドは3人ぎゅうぎゅうで…



望『ひーちゃんサンドウィッチ!』


ひー『きゃー♪』


無邪気な幸せ時間。

今日は日曜、伊勢さんとラーメン…デート…?10時位にロイン…

ちょっと考え込むけど…。


弟と妹の温もりが暖かくって…なんか…眠くなってきた…。


『…。』


俺は意識が遠くなった…。



☆ ☆ ☆

寝ちゃった side立花光


にいちゃんがねてた…あさなのに?


望『…兄ちゃん寝不足みたいだから寝かせてあげよっか?』


ぼくはうなずくよ。


望『…昨日兄ちゃんが成実ちゃんとラーメン食べに行くって言ってた。

もしも、かしちゃんダメだったらおっぱいちゃんでもいいよね?』


よくわからないよ?

でもおっぱいちゃんもすきだよ!


望『…じゃあ、一応そっちもケアしとくかー。』


ねえちゃんはニヤリってわらったよ。

よくわかんないからぼくはにいちゃんにぎゅーってだきついたよ。

にいちゃんつかれてるのかなぁ?

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