うわー

これだから、
天然たらしは。

『この男やらかしたよ』by宏介

　更新ありがとうございます。
　承くん、わかってはいましたが、とわっちのために動くことにしました。
　「紅緒永遠の学校生活をフォローしよう計画」
　計画を考えている承くん、ちょっと傲慢な、ー言い方キツイですねー、いろいろ思い違いしている感じがしました。そんな風に感じる自分がヘンなのかも知れません。
　今回は香椎さんの時とは違う。承くんが頑張ったのは、香椎さんの「クラスみんなで」っていう理想の実現のためだった。好きな娘の望みをかなえたいってのが承くんの望み、つまり自分がそうしたかったんだよね。
　でも、とわっちの場合は、言うなら「かわいそうだから」。
　かわいそうだから助けてやるけど、軌道に乗ったら自分はフェードアウトしてって、深い付き合い、男女のではなく、承くんの言う友達になる気はないってことだよね。
　とわっちからすると最初の味方で、人間関係の師匠(！)で、それで学校生活がうまくいったら、いや、うまくいかなくても大恩人じゃん。特別な思いを抱かないわけがない。ましてや、女の子だし。そこら辺考えずに、相手に心的な意味での期待も見返りも求めず、つまり、とわっちと友達になることは意図せずに、友達の作り方を教えて「あげる」って…
　承くん、不器用だし、人間関係どちらかと言うと不得手でぼっちだったじゃん。でも、一生懸命で熱い漢ってわかってくれた人たちと「結果的に」仲良くなれた。なのに、とわっちとの「関係」をどうして「一方的に」デザインするんだろう。人間関係をなんか小賢しく、一歩的に、かつ上から考えてるの、ハラ立つ。ちょっと前におんなじようにして、香椎さん傷つけたばっかりじゃん。香椎さん推しとしてはちょっと心配だけど、まず承くんがとわっちと友だちになるべきだよ。(結局そうなると思うけれど。)
　あと、当人には何も求めないけど、ひーちゃんのための経験が積めるかもって考えているのも、それをとわっちと関わっていく動機の一つにするのもイヤ。それは打算だよ。承くんが、とわっちと友だちになっていくなかで、きっとひーちゃんのことは話すだろうし、それで何か「結果的に」得られるかも知れない。

　宏介はさすがいろいろわかってる。承くんも相当脇が甘いよ。宏介がもっと説明してやってもとも思うけど、自分で気がつかなきゃダメなんだよなぁ。
　
だんだん長くなっている気がします。気をつけます。

いかなる時も、主語を省いてはイケナイ（戒め）