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強盗「金を出せ!」


店員「はい。それだけですか?」


強盗「それだけか、だと…お前、俺をからかってんのか?」


店員「はい。以上ですか?」


強盗「死にたいのか、てめえ!」


店員「まだ、ありますか?」


強盗「こいつが目に入らねえのか?」


強盗は、店員の目の前に、拳銃を突きつけた。


店員「以上で宜しいですか?」


強盗「お前、命が惜しくないのか? さっさと金を出しやがれ!!」


強盗は、店員に対してひとしきり言いたい事を言ったので、ふっとため息をついた。



強盗「水も一杯くれ!」



店員は、水の入った水差しから、一つのコップに水を注ぐと、それを強盗が何となく座った席の前に置いて、話を続けた。





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