応援コメント

春にさよなら」への応援コメント

  • 色んな味付けの春にさよならが集まっていますが、なんて歴史ロマン溢れるお話……!
    平安さっぱりな私ですが読みやすく、それでいてそれぞれのキャラクターにドラマチックさを感じました。

    作者からの返信

    平安時代でも前期、中期、後期で服飾も違ったりするんですが、そのへんふんわりで。
    そう感じてもらえて嬉しいです。

  •  コメント失礼します。
     時代と場所の設定に、登場人物たちの空気感がぴったりはまって、とても良い雰囲気ですね。ふんわりというのは、この場合は設定などちゃんとした上で優しく柔らかく仕上げている、という意味なのですね。
     遣唐使については義務教育で学んだ以上の知識はないのですが、わかりやすく説得力のある解説で興味がわきました。
     素晴らしい物語でした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    え、や……(;・∀・)
    設定が曖昧っていうのはよく指摘されることで、私は設定を考えなくてもてきとーに書き上げるのは得意なので確信犯なのですけど。さくっとふんわりが持ち味です。
    なんか、ありがとうございます……。

  • 桜鬼という人外の存在がいい味を出していますね。ときにはままならぬハルとナツの思いを代弁し、またときには二人の姿を見守ってくれる。こんな存在がいたから、二人はまっすぐに育ったのではないかと感じました。また、吉野山という場所設定が、こういう人外の存在がいてもおかしくないという説得力を持たせています。

    入内と遣唐使、二人とも国を担う重要な若者なのでしょう。二人の幸せを願いたくなる物語でした。

    作者からの返信

    桜鬼、思わぬ大人気で嬉しいです。

    そうですね、幼い恋心の痛みは時間が解決してくれるでしょう。
    実りある人生の中でやがてふたりは再会すると思います。

  • 空海の頃ですよね。
    遣唐使で留学って言うのは。

    難破してなかなか都(洛陽だっけ?)にたどり着けなくて、めちゃ苦労したという話でしたね。

    ところで、興味が沸いたのは後宮(って言うのか?)の話です。
    平安時代って、どうなん?
    江戸時代の大奥は何となくイメージできるんですが、平安時代になるとよ―わからんです。なので、どうなのかな、どうなのかな? 
    やっぱり中国みたいなのかな?

    妄想が膨らむばかりww

    面白かったです。

    作者からの返信

    そーですそーです。
    波乱に満ちた遣唐使のドラマの中では地味な方なんですが。
    NHKの「空海の道」って映像番組が面白かったです。

    平安時代の後宮、源氏物語の世界ですよね。
    中国の後宮とはまったく異なります。規模がw
    日本にはなんで宦官がいないんだ?って疑問に思って調べてみたら、宦官が必要なほど規模が大きくなかったからっていうのが有力な説でした!(でも、朝鮮にはいたので仏教信仰のせいだとかも)
    なんで中華後宮ものみたいなくんずほぐれつは平安ものではできないのだな、と。

  • うひゃーっ。カッコいいです、さすがですね!!
    堪能しました。素晴らしい。あと皆勤してくださって嬉しい。笑

    作者からの返信

    今回はスルーの方向に傾きつつ、チラチラ気にしていたら、竹神さんが皆勤がんばってらしたので、よしやろうってなりました(笑)
    こちらこそありがとうございます!

  • プロットに対する肉の付け方が、まさに奈月節(笑
    時系列までストレートに沿っているのにこんな話が書けるなんてなぁ。
    相変わらずステキな文章です。
    お見事!

    作者からの返信

    最初はもっとストレートに季節の春がなくなりつつある世界って考えたのだけど、私にSF設定はムリでした。
    筆致を比べる企画だから設定や構成はシンプルでいいんじゃないかなーと私は思ってます。あと、お題のテーマを活かせるか、もポイントで。(その点、lagerさんはさすが上手でした)
    自分が凝ったものは書けないっていうのもありますが。

  • 平安時代の青春ものって感じで、ナツの想いにめちゃくちゃ、きゅんとしました。
    幼なじみって、いつの時代も尊いです。

    無邪気なハルもすごく可愛くて、本当に素敵なお話でした。

    桜には鬼が合いますね。

    作者からの返信

    尊い いただきましたー。嬉しいです。

    書き出しでは、ナツは勉学に燃えるバリバリ留学生で、ハルは異母妹の予定だったのに、なんでかこうなりました。
    でもおかげで、自分でもお気に入りのお話になりましたー。

    桜鬼は二頭身のころころした鬼ですが(笑)

  • まさかこのプロットに、こんな調理法があるとは。

    ナツの心の内を描く上で、桜鬼の存在がいい味を出していますね。
    離れてしまって思いは拗れて、だけどそれでも、いつか再会をはたしてほしいです。

    作者からの返信

    後半、ナツの心情がつるつるしちゃって、桜鬼いらなかった!?って自分では不安だったのですけど、そういってもらえてホッとしましたー。ありがとうございます。

    ナツとハルはいつか再会すると思います! 時間が解決してくれるでしょう。

  • そうそうそう!
    外国に行くプロットで、私も遣唐使思いついたんですよ! 空海にくっついていく設定で!
    結局面倒くさくなってやめちゃったんですけど(笑

    お見事です。最後の桜鬼のセリフがいいですね。
    『戻ってこいよ、ナツ』

    あと、『自分の知らない場所で咲き誇るハルを見たくはなかった』
    ここも好きです。

    素敵なお話でした〜。

    作者からの返信

    そーなのそーなの、遣唐使が華々しく活躍したのはそのあたりで。でも私は馴染のない時代なもので、894年の遣唐使が派遣されていたらって架空設定にしちゃいましたw

    遣唐使、調べ始めたらおもしろすぎて沼になりつつあります。清河の娘とか羽栗翼、翔兄弟とかハーフの子たちが気になります。

    後半、恋愛ものっぽくなって自分でもびっくりww
    ジャンルを伝奇から恋愛に変更したりして。
    ありがとうございました~。

  • 歴史ものとは驚きました。
    ですが離れる寂しさと、ハルを大事に思う気持ちは、現代を生きる人たちと、本質的には何も変わらないのかもしれませんね。

    戻ってこれるとしても、何年も先の話。それでも、必ず戻ってきて、どうかハルと再開して。

    二人のことを気にかけてくれる桜鬼が暖かくて好きでした(*´▽`*)

    作者からの返信

    海外に長期で行くって要素で、むしろ私は遣唐使しか思いつきませんでした……

    そうですね、ハルとナツはきっと再会すると思います!

    桜鬼、私もお気に入りです。

  • うわ、すごい! まさに文学だ……! という印象を受けました!
    さくっとふんわりどころじゃあない、すごく味わい深い、なんというか紙の本になってても全然違和感を感じないくらいの傑作だと思います。

    この物語、桜鬼がいい味出してますね。またハルが物凄く可愛い。全体的にカリッとした硬派な筆致に、この物語がマッチしていて読む手が止まらず、もっと読んでいたいという気持ちになりました。いやぁ、文句なしに面白い傑作でした!

    作者からの返信

    褒めすぎ、褒めすぎ(照)
    時代物だと文体が固くなりすぎちゃうのですけど、砕けすぎちゃうのもなぁって、後半はつるつるいっちゃったんで気を遣ったんですけど、筆致のコントロールって私にはムズカシイです。
    そういってもらえてホッとしましたー。
    ありがとうございます!