第5話

「今日の授業はこれくらいでいいだろう」


香織先生の言葉で授業が終わった。その言葉でみんな帰ろうとしたが僕は香織先生に呼ばれていた。


「イオリ放課後少しいいか?」


「あ、はい。大丈夫ですよ」


イオリは香織先生の後ろをついて行こうとした時あの2人が急に入ってきた。


「先生イオリは私たちと帰るんです」


「そうですよ、だから連れて行くのやめてもらえません?」


2人の言葉に香織先生は言った。


「イオリがいいと言っているんだ。2人に聞くことではないだろう?なぁイオリ」


と香織先生が聞いてきた


「は、はいそうです。2人とも先に帰っていてくれ。」


イオリにこう言われては2人は下がるしか無かった。

イオリと香織は2人で空き教室へと入った。


「大丈夫だったか?イオリいつでも相談しろよ?でも本当に良かったのか?冒険者クラスで?」


「はい大丈夫です。いつもすみません」


イオリは申し訳なさそうな顔をして香織に謝っていた。その顔を見て香織はイオリ抱きしめた。


「明日は大切な日だからな。もし何かあっても大丈夫だイオリには私がいる。何があっても味方だ」


「はいありがとうございます。」


香織が言っていた大切な日とは、明日がイオリ達の代が職業を授かる日だからとても大切な日なのだ。


イオリは香織から離れて


「それじゃさようなら」


「あぁ気おつけて帰るんだぞ」


イオリがいなくなった教室で香織1人独り言を話していた。


「イオリイオリなんて可愛いんだ♡うふふもう絶対誰にもあげない。あの小娘2人は他の小娘共を消してくれたからよかったけどあの2人が邪魔だな。でも今日はイオリを抱きしめられた♡この服は保管しなくてはな。もしイオリの職業がダメでも私が養ってやろうそれで2人はいつまでも幸せに暮らしました♡

めでたしめでたし♡」


香織はニヤッと笑いながら2時間ほど独り言を話していた。

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