第3話
「ほら あなた私たちの子よ」
「あぁ こんなに優しそうな顔じゃないか」
と声が聞こえてきた気がした。2人の方を見ると1人はメガネをかけた男の人もう1人は髪の毛が長い女の人だった。
「あなた笑ったわ!」
「可愛いな」
その2人の声を聞いて自分の意識が遠ざかって言った。
それから3年が経った。
その2人の名前は男の人、俺の父親が神野正人
女の人、母親が神野雪子と言うらしい。
まぁパパ、ママって呼んでるから関係ないけどね。
生まれてから3年が経ち今は僕の誕生日を祝っていた。
「おいちいね」
と隣から声が聞こえる。その子はお隣さんで家族付き合いがある加藤渚って言う名前の女の子だ歳は僕と同じ3歳である。
今は2人で口いっぱいにクリームをつけながら楽しんでいた。その様子を親達は微笑ましそうに見ていた。
それからまた3年が流れた。加藤家との仲も変わらず楽しく過ごせていた。渚はお姉さんになりたいのか僕の腕を掴んでは僕をずっと連れ回す。僕たち2人はいつも一緒にいた。起きる時も寝る時もお風呂の時もいつもだ。
2人で公園に遊びに行くとそこには、渚に比べ渚は髪が腰くらいの長さがありとても綺麗な髪をしていた。だがそこにいた子は髪が肩くらいしかなくて目が怖いけどとても綺麗な子だった。
「あなた達、私と遊びなさい」
「「え?」」
その言葉を俺たち2人は顔を見合わせて大声で笑った。
「な、なによ!」
それ以来俺たちは3人で遊ぶようになった。
ちなみにこの子の名前は佐藤恵美
世界でも有名な財閥のお嬢様でめちゃくちゃ金持ちである。
この世界には小学校からしかなく、しかも県に1つしかないのだ。小学校から大学までが全部一緒なのであるだから敷地などもものすごく広い。
3人で遊んでから少し経ち僕たち3人が小学校に入る時がきた。学校ではこの世界の歴史やモンスターのことを学ぶ職業は10歳になると出るので10歳の年に冒険者クラスかその他のクラスに行くことができる。
3人は入学式を終え、3人もと一緒のクラスだった。女子2人は男子からものすごくモテ、イオリもその見た目から女子にすごくモテた。だが2人はそれを許さずずっとイオリから離れなかった。
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