もう、よくわかんない
お姉ちゃんにベッドに連れていかれた私は、お姉ちゃんに抱きしめられて足を絡められながら必死に眠ろうとするけど、体が熱くて、ドキドキして、全然眠れない。
「お、お姉ちゃん、せ、せめて、あ、足、絡めないで……」
抱きしめられるのは、もう諦めた。……そもそも、それくらいは普通の姉妹でもすると思うし。
ただ、足を絡めるのは、絶対おかしいよ。……いつもはこんなことしてこないのに……なんで、今日に限って、こんなことしてくるの。
「ふふっ、美葉からしたら、私たちはただの姉妹なんでしょ? だったら、なんで嫌なの?」
「こ、こんなこと、普通の姉妹はしない、でしょ」
「確かに、ここまではしないかもしれないけど、ほんとに私のことをただの姉としてしか見てないなら、そんなにドキドキなんてしないわよ」
お姉ちゃんは私の胸の辺りに手を当てて、そう言ってきた。
「ど、ドキドキなんてしてないから!」
「こんなに心臓がドキドキ言ってるのに?」
「そ、れは……ふ、服の上からだから、よく分かってないだけだよ!」
私は頭が冷静じゃなくて、何とか誤魔化そうと、咄嗟にそんなことを言ってしまった。
そんな私の言葉を聞いたお姉ちゃんは、すぐに私のお腹辺りに手を移動させて、服の下に手を入れてきた。
そこから、私のお腹をなぞるように触って、胸の辺りに手を移動させてきた。
「んっ、お、ねぇちゃん、ま、って、さっきのは、ち、がう、から……手、入れないで……」
「嫌よ。美葉がドキドキしてないか、ちゃんと確かめないといけないからね」
お姉ちゃんは私の胸を優しく触りながら、そう言ってくる。
「そ、れを確かめるなら、そ、そんな触り方、しなくて、いい、でしょ」
私がそう言ってるのに、お姉ちゃんは私の言葉を無視して、そのまま私の胸を触ってくる。……それどころか、絡めてきてた足を私の太ももに挟んできた。
「あっ、やっ、お、お姉ちゃ……んっ」
そして、そのままお姉ちゃんは私の耳を舐めてきた。
「まっ、な、めちゃ、だめぇ……」
お姉ちゃんに色々されて、嫌なはずなのに、気持ちよくて、もうよくわかんなくなって、そのまま私の意識は遠のいて行った。
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