考える
心などというものは早く捨ててしまえ
わたしはもう人でいたくない
何も考えるな、何も考えたくない
わたしにはもう何もない
心などというものはあるだけ無駄だ
役に立ったことなど一度もない
何も考えるな、何も考えたくない
何も考えるな、何も、なにも
何があっても、非合理でも
非合理が生きるということだ
しかし生きながらえたくはない
だから何も考えるな、何も考えたくない
何も考えたくないんだ
わたしは
今すぐ吹き飛んでしまいたい
何も考えたくない
何も考えるな
もう何も、なにも
何も考えるな!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます